ようするに、怪異ではない。 ある夏の日のがらんどん (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 127
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041029305

作品紹介・あらすじ

季節は夏、妖怪を求めて今日も元気なハル先輩と振り回される皆人。海で拾った小瓶から謎の恋文を見つけ、皆で推理を始めるが、手紙に秘められた意外な真実が明らかになり。前代未聞の妖怪不在証明ミステリ、第2弾!

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の絶妙な青臭さが、この小説の味なのかもしれない

  • 皆人の小学生時代の話が良かった!いじめを受けている皆人と一緒に遊んでくれる友達がいないなか、偶然出会った隣の小学校の生徒と謎解きをしたのは現実だったのか、想像上のことだったのか。皆人は昔から変わらないのね。

  • 前巻の終わり方がアレだったので心配していたけれど、割と大丈夫でしたね。
    「がらんどん」の話で明らかになる設定はちょっと蛇足感が。
    うまいこと処理できればいいんだけど。
    田舎の雰囲気が好み。

  • 妖怪オタク少女とアンチ妖怪少年とのバトル第二弾。今回は過去の因縁が明らかになります。といっても匂わされている程度なので、詳細は次の巻で、といったところでしょうか。続きが楽しみです!

  • ようやく読了。前回よりテンポよく,また主人公の過去が明らかとなる。まあ,オチは予想ついたけどwww

  • よう怪シリーズ(?)の2作目
    2冊目でもクオリティは落ちていない安定の面白さ

    ってか、おじいちゃんて結局何でわかってたのかね?
    ホントに不思議な力があったのかね?
    ま、まだまだ続くようだし、そのうち明らかになるのかな?

  • 2作目。ミステリーではあるのだけれど、伏線がわりと分かりやすい。
    2016/2/20

  • シリーズ第二弾。うーん、ちょっとノリが軽くなりすぎた感があって、感心はしませんでした。キャラクター小説だから、これが普通なのかな? ちゃんと読みきれるだけの魅力はあったのですが……。

  • 少しだけ構成を浅く感じた。そういうキャラだと行ってしまえばそれまでだけど、妖怪へのこじつけがちょっとうっとうしくもある。ここを否定してしまうと作品のコンセプトが崩壊してしまうんですが、もうちょっと妖怪に結びつける根拠がほしいかな。

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著者プロフィール

鳥取県境港市生まれ。『ようするに、怪異ではない』に始まる「よう怪」シリーズが人気となる。他の著書に『思い出の品、売ります買います 九十九古物商店』『やはり雨は嘘をつかない こうもり先輩と雨女』『真実は間取り図の中に 半間建築社の欠陥ファイル』『ことのはロジック』がある。

「2022年 『あやかし民宿の愉怪なおもてなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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