終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? (3) (角川スニーカー文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (2015年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041032886
感想・レビュー・書評
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どうしたって死亡フラグがつきまとい、ギリギリで生きてる彼女たちなので、ちょっとした日常のワンシーンにほっこり安堵。クトリの「ただいま」にはグッと来るものがありました。
そして3巻まで刊行されたことにも感謝感謝。4巻は品薄状態みたいですが、毎回引きが強いので早く続きが読んでみたいところ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とうとう地上へ。
グリックさんかっけーな。
というわけでようやく〈十七種の獣〉の正体とか、クトリのその後とか、ヴィレムに何ができるのかとか…そういう「本題」にたどり着き始めたような気配がします。
うむ、次巻が気になる! -
ゲーム化して欲しい。
サモンナイトとかの会話ウィンドウが開いた状態で物語が淡々と進む様子をすごく妄想してしまう。
ヴィレムの地上で暮らした境遇というのがあるおかげで、次にどんな展開をもたらすかというのがなかなか予想できない上に、わくわくさせてくれる。
地上探索した時にどういうものを発見するのか。
ヴィレムの影響で妖精兵達がどういう成長を遂げるのか。
広い世界観を持つ話はその世界観を把握するために、面倒だなあと多少思ったりするものなんだけど、その引き出し方がとても上手い。
とりあえず妖精兵との関係を主軸に置き、信頼関係を築きつつ
話を小出しにしていくので読んでて疲れない。
もちろん続きも読みます。 -
表紙だと髪の先が赤くなっているけど、本文だと一房とある(至ってどうでもいい)。ヴィレムの治療不可なお人好しだったり、クトリの不器用な花嫁アピールだったり、しっとりした雰囲気が好き。それでいて怒涛の展開、これはこれで1つの終わりだと思うけど、続きがあるなら是非。このシリーズ、先の展開が全く読めなくて面白い。