閃光スクランブル (角川文庫)

  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041036242

感想・レビュー・書評

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  • 人気アイドルグループのメンバー・亜希子は、世代交代の現実に思い悩み大物俳優と不倫を続けている。最愛の妻を亡くし、ゴシップカメラマンとして生計を立てる巧はそのスクープを狙っていた。2人はある事件を機に出会い、思いがけない逃避行が始まる。瞬く光の渦の中で本当の自分を見つけられるのか。渋谷スクランブル交差点で激しく交錯するパパラッチと女性アイドルの人生ー愛と再生を描く失踪感あふれるエンタメ小説。


    加藤シゲアキ執筆2作目。彼の作品を読むのは3作目になるけどとても面白かった。
    心に・身体に傷をつけていた男女が出会い、再生の道へ。逃避行の最後のゲリラ撮影の場面はちょっと胸が熱くなった。
    こちらも是非映像化してもらいたいな。

  • シゲの小説2作目。
    シゲの気持ちが投影された作品。

    私は、逃げている。
    勘違いをしてはいけないことを、ちゃんとわきまえている。少なくともつもり。

    ひとつの事実のまま、時間をとめてはいけなくて。

    そういうことだ。

    本を読んでる時間だけは、違う自分に。なれる。

  • カトシゲ2作目。結構好きでした。こういう2視点の物語好きです。

  • NEWSの人だし、たいしたことはないだろう
    と思って読み始め...すみませんでした。

    あっという間に読み終えてしまいました。
    素直におもしろかったです。

    違う作品も読んでみようと思います。

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著者プロフィール

1987年生まれ、大阪府出身。青山学院大学法学部卒。NEWS のメンバーとして活動しながら、2012年1月に『ピンクとグレー』で作家デビュー。以降『閃光スクランブル』、『Burn.-バーン-』、『傘をもたない蟻たちは』、『チュベローズで待ってる(AGE22・AGE32)』 とヒット作を生み出し続ける。2020年刊行の『オルタネート』で、21年に第164回直木三十五賞候補、第42回吉川英治文学新人賞受賞、第18回本屋大賞第8位、第8回高校生直木賞受賞。アイドルと作家の両立が話題を呼んでいる。

「2022年 『1と0と加藤シゲアキ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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