マジック・ツリーハウス (39) 第二次世界大戦の夜 (マジック・ツリーハウス 39)

  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 240
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041036846

作品紹介・あらすじ

本の世界につれていってくれる魔法のツリーハウスで、ジャックとアニーは、いろいろな国と時代へ冒険に出かけていた。
ある日、一羽の伝書鳩が、魔法の国の友だちテディの手紙をはこんできた。
ツリーハウスでかけつけると、そこは第二次世界大戦まっただ中。
イギリス軍のスパイとなったキャスリーンが、ナチス・ドイツ占領下のフランスで、行方不明になってしまった、という。
ジャックとアニーは、キャスリーンを救出するため、敵地に乗りこむ決意をする。
そして、飛行機でフランス上空へ行き、パラシュートをつけて飛びおりることに。
高度1000メートル、飛行機から飛びだす瞬間、ジャックは大事なものをわすれてしまったことに気づいて……!!

感想・レビュー・書評

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  • マジツリシリーズ39巻目。
    第二次世界大戦真っ只中にいるキャスリーンが行方不明になったから探して欲しいとキャスリーンとはぐれたテディから呼ばれてマジツリで行く物語。
    第二次世界大戦中のそれぞれの国の生活や通信制度、秘密組織などについて知ることができた。
    平和について考えるきっかけにもなった。

  • いつもより短い感じがしたけど、今まで読んだマジック・ツリーハウスの中で、1番ハラハラした。
    アニーと同じで『アンネの日記』も読んだし、第2次世界大戦のときってほんとにこわいんだなと思った。
    アニーがチラシを持っているのが見つかっちゃったとき、「え、何で持ってるの、これじゃあつかまっちゃうじゃん」って思ったけど、さいごにはみんな助かって、うれしかったし、よかった。(小4)

  • 今作も現代史、第二次世界大戦の大きな転換点となったノルマンディー上陸作戦の前夜が舞台。

    さすがにナチスが絡む話とあって、他話のような安心してハラハラできるような失敗エピソードはなく、全体的に緊張感のある雰囲気を保っていて、今までと一味違う感じがする。

    その分、主人公たちの気持ちや振る舞いも今までと若干異質で、珍しく弱気で恐怖をみせるアニーやキャスリーン、いつも以上にしっかりしている大人びたジャックと、やはりしっかりした青年風のテディ(こんなにしっかりしたテディはシリーズ初?)。これは戦争の恐ろしさとそれに立ち向かう勇気を示しているのかもしれないが、今までのシリーズの展開からすると、読後に違和感が残る。

    また、今回は初めて本にまつわるエピソードがないのも違和感。そもそもモーガンにより与えられたマスター・ライブラリアンとしての冒険という側面がほぼなくなっていたが、今作でついに完全払拭となってしまったのか。

    余談でどうでもいいことだが、今話で初めて、ジャックとアニーの年齢が変わっているのを発見。

  • [江戸川区図書館]

    やっと読んだ、マジックツリーハウスの39巻。

  •  今回は、ノルマンディー上陸作戦の頃のフランスへ。

  • 子どもたちに人気のシリーズだったが、初めてきちんと読んだ巻。歴史のライトミステリーな感じ?
    読みやすいけど、ハラハラドキドキしながら楽しめる。1巻完結型なのも読みやすい。

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著者プロフィール

現代アメリカでもっとも実績ある児童作家のひとり。ノースカロライナ大学で演劇と比較宗教学を学んだあと、児童雑誌の編集者などを経て、児童文学作家となる。マジック・ツリーハウスシリーズは、1992年より29年間で100作以上が発表され、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの小学校の授業で使われているほか、全世界37か国で1億5000万部を超える大ベストセラーとなっている。

「2022年 『マジック・ツリーハウス 50 ヒマラヤ白銀のゴースト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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