騎士と無垢な罪人 (角川ルビー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041036969

作品紹介・あらすじ

王を守る七騎士という特別な称号を代々継ぐ家に生を受けたイサール。だが、彼には七騎士として必要な魔力が顕現しなかった。己の魔力が、兄弟同然に育ち、今は行方の知れない父親の妾の息子・ミカに奪われたことを知ったイサールは、彼を探し出すことに。憎むべき罪人との再会…だがミカは驚くほど純粋にイサールとの邂逅を喜び、力を還すことを望んだ。だが、都に帰ったイサールを待っていたのは王からの拒絶。苛立ったイサールは何も知らないミカを押し倒してしまい…。

感想・レビュー・書評

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  • 本当は治癒の力があるはずの騎士とその力を奪った異母弟。yoco先生の挿絵に惹かれます。
    奪われた力を取り戻そうと2人で旅をするうちに…。という王道のお話。

  • 王を守る騎士という仕事にプライドを持っているイサールと、そのイサールのために何でもしたいと思っているミカ。ミカとミカの母の「罪」が原因で、ミカのことを憎むべき存在だと思っているイサールだけど、ミカの真っ直ぐさに戸惑っているのがよくわかる。憎まれて当然と思いながらもイサールのために頑張っているミカを見ると、2人が分かり合える日が来るといいな。と願わずにはいられなかった。

  • 異母兄弟BLファンタジー

    交互視点(ランダム)なせいか、入り込めず残念だった~。健気受けなので切ないのが好きな方にお勧めです。

  • 力の正体は何となく判っていたけど、最後にミカが死ななくて良かった。しかし、この王国は大丈夫なのか?将来が心配だ。イサールの弟くんの将来も心配だ。力が発現したら、悪い人に騙されそうで心配。

    応募者全員プレゼントつき。来月の神香さんで応募しよう。

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著者プロフィール

「清澗寺家シリーズ」(幻冬舎コミックス)や「キスシリーズ」(講談社)など、多くの人気シリーズ、著作を持つ作家。ドラマCD化した作品も多数ある。特に名門華族・清澗寺家一族の大正時代から戦後までのドラマを描いた「清澗寺家シリーズ」は熱心な読者が多く、完結を記念して完全予約限定のファンブックが発売されるほど。

「2019年 『キッチンカー鎌倉、推して参る 再出発のバインミー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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