D坂の殺人事件 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 1760
感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041037133

作品紹介・あらすじ

名探偵・明智小五郎が初登場した記念すべき表題作を始め、ミステリ要素を多く含んだ作品をセレクト。自らも数々の推理小説を書き、多くの推理作家の才をも発掘してきた巨人の傑作選をぜひご堪能あれ。

感想・レビュー・書評

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  • 初めて読んだミステリー小説です。
    「何者」の最後のシーンがかっこよくて、明智さんが好きになりました。
    「地獄の道化師」は最後に驚きと恐怖が押し寄せてきました。描写も鮮明に伝わってきて、とても面白かったです!!

  • 【ページ数】  349頁
    【読み応え】  ◎
    【ストーリー】 ◎
    【伏線回収等】 ◎
    【グロ表現】  無

    ■此の本に掲載されている作品■
    ・D坂の殺人事件
    ・二銭銅貨
    ・何者
    ・心理試験
    ・地獄の道化師

    いくつかの文豪の作品を読んできたけれど、江戸川乱歩が断然読みやすかった!
    昔ながらの言葉遣いがあって難しく感じるところもあるけれど、それ以上にストーリーがとにかく面白い!

    たまに書き手が話しかけてくるのもすき。

    中でも明智小五郎シリーズの作品はやっぱり面白い。最後の最後に覆される展開にワクワクとゾクゾクが止まらなかった!!

  • 江戸川乱歩の作品がまとめられている

  • 面白かった!!王道ミステリーで普通に大人でもワクワクドキドキして時代の流れを感じさせない作品だった!地獄の道化師は特に普通に怖かった。
    明智さんの飄々とした感じ、今の探偵のイメージピッタリでここからのイメージなのかなぁとか思った笑

  • 自分も縞模様の着物を着ていると思っていた。
    まんまと騙されていた。笑
    最後に大どんでん返し。犯人も予想外で面白かった。

  • 江戸川乱歩作品初めてちゃんと読んだ。
    最初は期待してたよりちょっといまいちかなと感じたけど読み進めたら前言撤回。
    心理試験と地獄の道化師が面白かった!
    これが大正〜昭和のお話なんて…推理小説の大家と言われるだけある!

  • ミステリーの原点として読んでみたかった作品。
    名探偵はここから始まったと思うとクオリティ高いと思う。

  • 地獄の道化師が特に素晴らしいと感じた。
    流石ミステリーの土台。

  • 明智小五郎といえばこれ

  • アニメ「文豪ストレイドッグス」にどハマりしており江戸川乱歩が好きなのたが、実在の江戸川乱歩ってどんな人?って興味が湧いて著書を読むことにした。結果、面白い!!短編小説なんだけどどのストーリーも楽しく拝読した。100年近く前にこんな推理小説があったのかぁと感心!当時は非常に斬新な作品だったに違いない。名探偵が犯人を追い詰めるシーンが好き。江戸川乱歩の本を読む日が来るなんて思わなかったから、人生って面白いよねぇ。

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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