平安うた恋語 暁闇とさまよう織姫 (角川ビーンズ文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (2016年4月28日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041040508
作品紹介・あらすじ
和歌が苦手な姉の入内に合わせて、宮中入りした茜。 そこで出会った源雅雪と恋仲になったのも束の間、父の命令で実家に呼び戻されてしまう。 茜を待ち受けていたのは、父から命じられた望まない婚姻で…?
感想・レビュー・書評
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女御の姉と双子だということをほのめかした歌が宮中で囁かれたため、内大臣の父は、茜を宮廷から下がらせて、無理やり知らない男と関係を結ばせようとするが、危ういところで幼馴染の保秋に救われる。しかも、保秋は茜と結婚したいと内大臣に言うのだった。ところが、なんとなんと銀の少将・雅雪が七夕の夕べに攫いに来たのだ。おお、なんとこれも「卒業」パターンじゃん。父親に不吉な双子の片割れ・髪の色が薄い妖と疎まれ冷たくされている茜は可哀そうだったが、これで幸せになれるといいが、次巻は波乱がありそうだ。
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主人公の感情のままに動く性格がいい方向に出て、少女小説らしい良い恋話だった。
2人の男性の間で奪い合われる王道です。タイトル通り歌もちょっと絡んでる。 -
キャラが皆優しくて、特に保秋が良い男だなぁと思います。
物語的には恋心が安定し過ぎちゃってるせいか、何が起こっても波が立たない感じ。
甘さはあるけど棘が無いので引っかかりなく読めてしまうから、もうちょっと何かあると良いなぁと思います。
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