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- Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041043639
作品紹介・あらすじ
一六一四年、鳶田の貧しい村で育った佐助は、己に課せられた宿命を果たすため、村を出る決意をした。だが彼は、その時「真田丸」で待ち受ける過酷な運命を知るよしもなかった──。驚愕の新説が展開される歴史小説。
感想・レビュー・書評
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なかなか分厚い。けど、一気読み!
登場人物が魅力的。佐助はもちろんのこと、隆海も久蔵も大助も、おっさん信繁もw泣き所も、多い。
ラストがまた、良い。 -
■読みたい理由2017/01/09
真田丸で、今まで興味のなかった戦国時代に興味を持つようになった。いや、正確には真田幸村に対してといった方が正解。なので、違う角度から見ることができる真田本に興味があり、読みたくなりました。 -
表紙の画で判るように時代モノの小説だ。「大坂冬の陣」、「大坂夏の陣」を背景とした物語である。
夢中で読了し、読了後も頭の中が作中世界を彷徨っているかのような感に…とにかく面白かった!!
結局、本作は佐助が“成長”しながら必死に奮戦する物語だ。不幸な経過で肉親の縁が薄く、苦難の連続で貧人の村に流れ着いていた佐助が、祖父、父、兄弟とも呼べるような人達、大切な友や敬愛出来る主君に出逢い、別れてしまうことを、「大阪の陣」の激戦の最中に繰り返す…こういう様子が、凄く引き込まれる…
本作は…「時代モノはこう在りたい!!」というような好さがギッシリと詰まっている。お薦めだ!!
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