ゆふぃさんの感想
2021年5月26日
題材もストーリーも好みなんだけど、何だかしっくりこない。貸本屋の件では「家族は冷血漢」に同意していたのに、肝心の彼氏の家族の話になると、あの鈍感さ。鈍感を越えて無神経。あの結婚詐欺師も、夢が見えないとか意味ありげで期待したのに、なんもなし。
1964年青森県生まれ。2006年『闇鏡』で第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。『幻想郵便局』がベストセラーとなり、以降、「幻想」シリーズで人気を博す。他の著書に『ある晴れた日に、墓じまい』『うさぎ通り丸亀不動産 あの部屋、ワケアリ物件でした!』『オリンピックがやってきた 猫とカラーテレビと卵焼き』「おもてなし時空」シリーズ、「仕掛け絵本の少女」シリーズなどがある。 「2023年 『キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記』 で使われていた紹介文から引用しています。」