臨界シンドローム 不条心理カウンセラー・雪丸十門診療奇談 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041060650

作品紹介・あらすじ

月刊怪奇ジャーナル編集部の黒川怜司は「不条心理」を研究する医師・雪丸十門の連載を担当することに。
「不条心理」とは“既存のどんな症状の定義からも逸脱した、稀有な心理症例”のこと。クライエントは、左目の視覚がストーカー男に乗っ取られたという女や、自分ではないだれかの人格を自らに完璧に宿してしまう女!? 
エキセントリックな研究者と彼に振り回される編集者が、特殊な異常心理をめぐる3つの症例を解明する──!

感想・レビュー・書評

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  • カウンセラーではない。稀有な症例を研究してむしろ悪化させているような。虚の症例は理解が及ばず、誰が誰やら…。

  • 『なまづま』がとても良かったので、その後文庫本が出るたびに読んでいます。
    本書は奇天烈な内容ではありますが、ちゃんと理論付けがされていて筋が通った内容でした。
    でも私好みではなかった。
    続編がありそうな雰囲気で終わっていますので、続きが出れば読んでみたい。

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著者プロフィール

1987年生まれ、東京都出身。文京学院大学人間学部卒業。第18回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞した『なまづま』で、2012年デビュー。奔放奇抜な想像力と独特の世界観が光る気鋭の作家。

「2017年 『臨界シンドローム 不条心理カウンセラー・雪丸十門診療奇談 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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