厨房ガール! (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041061312

作品紹介・あらすじ

伝説のフレンチ料理学校に入学、失敗ばかりしでかす理恵には誰にも言えない秘密が。それは元警官であること、そして--。料理より推理のシェフ見習い、今日も事件に巻き込まれる!

感想・レビュー・書評

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  • コンソメやパスタ、天ぷらなど、料理をモチーフにした7編の短編集、料理ミステリー。

    唐沢 理恵は、田園調布にある格式高い料理学校(SWAT)に入学した受講生。

    しかし、緊張すると、得意の合気道で人を投げ飛ばす悪い癖がついつい出てしまう。
    しかも、元警官の身分で、身の回りには謎の事件が...(他の人は、殺人課の刑事と勘違いしてます)

    同期の峰村 楓や坂田 美江子、正木 弘文たちと、7つの事件に立ち向かう。元警察時代の後輩・三品も、良い味出してます。

    果たして、理恵たちは、見事、事件の謎を解き明かせるのか?

  • 全体的にキャラクターのノリが古臭い、というかイタい。

  •  料理学校を舞台に個性豊かな(ラノベっぽい)登場人物達が楽しいライトミステリー。料理についてはフレンチが主ですが、適宜用語の説明もありサクサクと読み進めました。
     残念なのは、一編が短いのにその都度、学校の成り立ちとか主人公の変わった癖の説明が入ること、その説明はさっきの話でも出てきたよ!が続くのに肝心の人物についての描写が薄くて、イマイチ素材が活かしきれてない料理のようになってしまっているのが勿体ない。

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著者プロフィール

1959年、神奈川県を経て、放送作家となる。99年「T.R.Y.」で第19回横溝正史賞正賞を受賞。著書に「C.H.E.」「キャピタル ダンス」「リスク」など。

「2017年 『ポーツマスの贋作 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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