わすれな草 ほのぼのログ another story

著者 :
  • KADOKAWA
4.21
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本棚登録 : 141
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041065327

作品紹介・あらすじ

学生からお付き合いを始めた京介と沙織が、ついに結婚式を迎えて――(春告鳥)。Twitterフォロワー数68万人突破の深町なかの世界を完全小説化! 大切な人と過ごす、毎日の“きせき”を描く短編集!!

感想・レビュー・書評

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  • 大好き。

  • ほのぼのログ最終巻
    やっぱり一巻からのカップルは好きだなぁ。
    関係性が変わっていくにつれて問題も変わるけど、お互いを好きだという気持ちにブレがなくて、周りの人達も温かい。

    春告鳥…沙織&京介カップル結婚式前日の話。
    沙織の両親がすごく素敵で理想。感情表現が豊かで表情が一瞬で代わり、かわいらしいところがあり、言葉をおしまずにおくるところ。
    京介もそうだよね~。沙織の好意に甘えずにプロポーズをセッティングして抜群のシチュで決められる男すごくカッコいい!

    ほうき星…景都&湊人。運動部で猪突猛進なのに気配り上手な景都と、天文部サークルの草食系湊人。こうしてみると、肉食系女子もひとくくりじゃなくて、景都みたいに勇気を一杯出して告白ノックを繰り出す女子もいるんだなぁ。

    秋梅雨…史歩と莉子の友情。
    先輩←莉子(告白)⇔史歩(友情)←航平(片思い)
    という青春!一色な話。
    莉子に感じているであろう先輩の不安や余裕のなさが切ない。こういうときに一学年の差って大きいなと思うよね。沙織みたいに素直に直ぐに言葉にできない莉子だから、後悔ばかりしちゃうだろうし。
    あとは、友達に彼氏ができたときとか、結婚した時に感じる嬉しい気持ちと寂しい気持ちって複雑すぎて、正しく言葉にするの難しいと思う。その気持ちを共有できる親友がいるって素敵だなと思う。

    桜記念日…千春&瑛太の結婚記念日をめぐるケンカ。仕事が忙しすぎる千春と、気が利きすぎ&家事力MAXな瑛太は、日本の家庭モデルとは真逆。千春もそういった概念が少なからずあって、家事が自分で決めた事の半分も出来ないことに自己嫌悪と負い目を感じてしまうんだろうなぁ。相手が不満を言わないから余計に。瑛太は瑛太で気を回しすぎて相手の意思確認が疎かになってしまう。
    だから、千春の後輩の園田さんと、カフェの店長という各々の相談相手がいて良かったねと思う。
    素敵な結婚記念日を過ごしたであろう二人に乾杯!

  • ほのぼの、そしてキュンキュン(*´∀`)
    一応これでほのぼのログシリーズ最終巻とのこと。
    前作までに出たカップルが二組と
    新たな二組で4編。
    どれも大満足でした。
    これでシリーズ終了は勿体ない。
    もっと読みたい!
    読んでる間ほんとに幸せです♪

    イラスト集も新たに出ているようなので
    購入したいな、と思います。

  • 今回の千春はちょっと…もやもやしたなー。
    瑛汰は「お互いを大切にしたいって気持ちが強くて」と解釈しているけれど、今回の千春の不満はどうみても千春自身が罪悪感を感じたくないだけじゃないの?と感じてしまう。
    千春、もう少しバランスの良い素敵な女性だと思ってたんだけど…最後の最後でちょっと残念だったな。
    京ちゃんと沙織はめでたくゴールイン
    こっちはこっちで、入社してすぐ結婚かー…んー…
    「ほうき星」の湊くんの告白は思わずニヤけてしまうシンプルさで良かったな。
    「秋梅雨」は友情とか幼なじみとか初カレとか、なんか要素多すぎてピンとこない感じ。
    史歩×航平で莉子がキューピッドみたいなベタな展開が読みたかったな。

    このシリーズはこれで完結か。
    最終巻、ちょっとビミョーだったなぁ。

  • わたしの中では失速してしまって残念
    たぶんそれほどに
    前作、前々作がしっくりきて満たされてしまったのかも

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著者プロフィール

11月30日生まれ、A型。神奈川県横浜市出身。フリーライター。『スキキライ』「告白予行練習」シリーズ(角川ビーンズ文庫)、『ぼくらのきせき ほのぼのログ』(KADOKAWA)、『桜蘭高校ホスト部』『暁のヨナ』(白泉社)などのノベライズをはじめ、乙女向けゲームやドラマCDの脚本を手掛ける。

「2018年 『ぼくらのきせき ほのぼのログ season of heart』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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