犬が来る病院 命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと (角川文庫)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041077498

作品紹介・あらすじ

今は増えつつある「病院のアニマルセラピー」を、日本で初めて小児病棟で実現させた聖路加国際病院。入院中であっても子ども達が豊かな時間を過ごし、病魔との戦いを続けられるように医師、看護師、保育士、心理士、牧師など数多くのスタッフたちで積み重ねられた努力と取り組みを、4人の子ども達の生死を通して描いた感動の記録。

感想・レビュー・書評

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  •  4月24日読売朝刊1面下段の本の紹介欄に大塚敦子「動物がくれる力」(岩波新書)が新刊紹介されていました。早速図書館に(購入)予約を。また同じ著書の本を借りて読みました。「犬が来る病院」、2019.2発行。聖路加国際病院は2003年2月、セラピー犬訪問活動が始まったそうです。本書は2007年7月から約2年、大塚敦子さんが聖路加国際病院を取材したものです。セラピー犬のことより、難病と闘う患者が重点に書かれています。

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    闘病記文庫
    2022年度ビブリオバトル頂上決定戦 準チャンプ本

  • セラピードッグのことかな~と思いながら読み始めた。小さい子の闘病の様子を筆者の第三者目線から書いてあり、泣いてしまった。子どもの通院入院は本当に親も子もつらい。読了後ふと気づけば、犬のことはあまり書いてなかった気がした。
    表紙の酒井駒子さんの絵が素敵。

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著者プロフィール

大塚敦子
1960年和歌山市生まれ。上智大学文学部英文学学科卒業。パレスチナ民衆蜂起、湾岸戦争などの国際紛争を取材を経て、死と向きあう人々の生き方、自然や動物との絆を活かして、罪を犯した人や紛争後の社会を再生する試みなどについて執筆。
『さよなら エルマおばあさん』(小学館)で、2001年講談社出版文化賞絵本賞、小学館児童出版文化賞受賞。『〈刑務所〉で盲導犬を育てる』(岩波ジュニア新書)、『はたらく地雷探知犬』(講談社青い鳥文庫)、『ギヴ・ミー・ア・チャンス 犬と少年の再出発』(講談社)、『いつか帰りたい ぼくのふるさと 福島第一原発20キロ圏内から来たねこ』(小学館)など著書多数。
ホームページ:www.atsukophoto.com


「2020年 『シリアで猫を救う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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