BURN 下 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041078709

感想・レビュー・書評

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  • まぁるく収まった!

  • 大団円?の第10作目完結編。
    狙われている保。そして比奈子。

    永久の精神的成長に驚かされまくり。
    スサナってサークルに出てきた女の子かなって思ってしまう。
    そして比奈子がやっぱり優し過ぎるのがこういう結末になったのかなーと。
    無理やりに近いけれどもきっちり風呂敷を畳み込んだ手腕が素晴らしいと思う。

  • サクサク進んだなあ。壮大な事件だったのに、わりとあっさり終結。ミッションインポッシブルかのようなスペクタクルシーンもあり、大サービスです。読む人を選ぶ猟奇事件シリーズなのに気軽に読ませてくれました。(東海林のおかげ?)テンポよいシリーズ展開も素晴らしかったです。

  •  シリーズ通して、納得の終わり方でした。それぞれが収まるところに収まって、みんな幸せ。内藤了らしい結末だと思います。

     

  • 本作はSF作品である!

    波瑠さん主演のドラマを観て、『ストロベリーナイト』的な匂いを感じて読み始め、10作目のこの作品をもってシリーズ完結という事で細やかな達成感とともに読了。

    正直、1作目から『cut』くらいまでが個人的にはピークだった。その後は『乗りかかった舟』気分で半ば惰性で読んだ様に思う。 結構なハイペースで出版されたシリーズなので充分に手を掛けられなかった故なのだろうか?
    日本の出版事情はかなり深刻らしいから致し方ないのかも知れないが、これがトマスハリスだったら30年くらい掛けられる所。
    インターバルが有れば良い作品が出来るかと言えば、全てではないが肯定したい。 『HUNTER×HUNTER』や『ベルセルク』、休載の多さが許されているのは設定などがよく練られており単に『待てるほど』面白いからで、それには十二分な時間が背景に裏打ちされていると思う。 ただブラックな環境の中でも休載せず面白い作品を送り出している人たちも大いに肯定し、且つ応援したい!

    激しく脱線した…。

    ただ、惰性を前提としながらも最後まで読めたのは設定の良さ、登場人物個々の魅力、情景描写の上手さだと思う。

    と…結構な評価をしてしまったが、それでも今作下巻、後半4分の1からはシリーズの幕に名残り惜しさを感じつつ、涙腺を緩ませながら楽しませて頂いた。





  • 映画を見ているような慌ただしい展開でついに完結。
    終わってしまったー。
    さみしい。。

  • シリーズ完結!お疲れ様!!

    うん、まぁこんな感じの結末かな。
    あの人もこの人も悪くは終わらなくってよかった。一作目がホラー大賞の読者賞だったようで終始読みやすい作品でした。ラノベのようなキャラ設定も嫌いじゃない。てか、スピンオフのお二人が主人公を食ってないかw?
    カテゴリ分けをずっとミステリーにしてた気がするけど、角川ホラー文庫だし、どちらかというとエンタメ小説ですね。

    最後のスピンオフのOFFどうするかな〜
    個人的に、のび先生が特に惹かれないキャラNo.1だったのでw

  • 面白かった。
    命の重さは誰が決めるか。重さに差はあるのだろうか。それは倫理か、正義なのか。
    失禁し、拳を握った腕を振り下ろして、何度も泣き叫び尽くし憔悴しきっているのに、それでも命令に逆らえず準備を始めるスサナが辛かった。
    一応、大団円なんだろう。しかし、2人の間に子供が出来た事で、永久が不安定にならないだろうか。心配。
    スサナと真っ赤なハイビスカス。
    sir・ジョージと春の淡いスイートピー。

  • どうなってしまうのか最後までドキドキしていたが、中島先生が活躍して終結して良かった。(浅い感想)
    グロくて辛い回もたくさんあったけど個性豊かな比奈子や他の皆さんが身近に感じられて、一緒に進んで来たようです。

  • ハッピーエンディング…だったのかな。
    ミシェルがあんなにもあっけなく死んでしまうとは。
    保たちは生き延びることとなったが、無戸籍のため比奈子とは一生結婚できない。でも、お腹の命が二人を繋ぐか。

    比奈子の危機、ルシフェルやミシェルに追いかけられている間は、気が気でなく読み急いだ。
    永久もミクも比奈子も東海林も、ガンさんも石上博士も、みんな無事で良かったー…。

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著者プロフィール

2月20日生まれ。長野市出身、在住。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年、日本ホラー小説大賞読者賞受賞作『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』でデビュー。ほかの著書に『ON』につづくシリーズの『CUT』『AID』『LEAK』『ZERO』『ONE』『BACK』『MIX』『COPY』『BURN上・下』、スピンオフ『パンドラ』『サークル』『OFF』、「東京駅おもてうら交番・堀北恵平」シリーズ『MASK』『COVER』『PUZZLE』『TURN』など著作多数。

「2023年 『LIVE 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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