偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041079461

作品紹介・あらすじ

高齢者詐欺グループのリーダー、光代は、手足として使っていたはずの仲間に金を持ち逃げされてしまう。さらに、彼女の過去の犯罪をネタに、一千万円を要求する脅迫状が届く。追い詰められた彼女は、普段は考えない強引な方法で事態の打開を図るが、成功したと思われたそのとき、1人の警察官が彼女に声を掛けてくる――。「落としの狩野」と言われた刑事を主人公に人々の一筋縄ではいかない情念を描く、推理作家協会賞受賞ミステリ短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 「落しの狩野」と呼ばれる刑事がいました。
    彼の取り調べからは、誰も逃げられませんでした。
    しかし、ある時、行きすぎた取り調べのせいで被疑者が自殺し、狩野雷太は刑事を辞めます。
    そんな狩野が神奈川県の神倉署のお巡りさんになってからの活躍ぶりを描いた五編の連作短編集です。

    「鎖された赤」はおぞましい話だけどなんだか文学的だと思いました。
    「偽りの春」はやるせない話。
    「名前のない薔薇」は小粋な話。
    「見知らぬ親友」はちょっといい話。
    「サロメの遺言」は「見知らぬ親友」の後日譚ともいえる話。

    狩野のひょうひょうとしたキャラクターは面白く、容疑者の追いつめ方が巧く、話がすべて面白かったです。
    今まで読んだことのなかったいいキャラクターのお巡りさんだと思います。

    2021年9月刊の『朝と夕の犯罪』の前編ともいえる話でこちらは短編五編とも狩野が解決していきます。
    『朝と夕の犯罪』は犯人が主人公ですが、狩野も最後の方に登場して面白かったのでこちらも読んでみました。

  • 交番のおまわりさんが事件を解決するお話。
    なかなか珍しい設定ですね。

    所轄の交番、地域課のおまわりさん
    まぁ事件が起きた時に発見、通報はするものの
    逮捕、まして取り調べをすることもないおまわりさんです。
    このおまわりさんはスーパーおまわりさんでした!
    面白かった〜♪犯人との軽い会話で確信に迫り、のらりくらりしてる感じ…古畑任三郎みたい(°▽°)

    降田天さん初読で、なぜ借りたのか忘れるほどに
    地味な作品(ゴメンなさい笑)
    たぶんブグログがわたしにオススメしてきたんだと思いますが笑


    読むジャンルがめちゃくちゃなんで、ブグログのオススメもめちゃくちゃです…
    何故こんなのオススメするんだ⁇と近頃楽しみになってきました( ̄▽ ̄)

    今回はオススメに感謝♪



    • みんみんさん
      やるなブグログ( ̄▽ ̄;)
      やるなブグログ( ̄▽ ̄;)
      2022/11/25
    • ひまわりめろんさん
      (゚д゚)!
      詩集といってもアントニオだよ!
      「迷わず行けよ!行けばわかるさ!」のやつだよ(;´д`)トホホ…
      (゚д゚)!
      詩集といってもアントニオだよ!
      「迷わず行けよ!行けばわかるさ!」のやつだよ(;´д`)トホホ…
      2022/11/25
    • みんみんさん
      アントンの名言集でしょ?
      ひろしの名言集なら読みたい笑
      アントンの名言集でしょ?
      ひろしの名言集なら読みたい笑
      2022/11/25
  • この本もブクログで教えていただいた本。

    7月に図書館で予約した本がようやく読めた。
    降田天さん、「彼女はもどらない」が面白かったので期待して待ってたのだけど、期待を裏切らない内容。ストーリー展開がスムーズでうまいな、と。
    流れるように読める。あっという間に読了してしまった。

    連作短編集。副題が「神倉駅前交番 狩野雷太の推理」なので警察官・狩野が主人公なのかと思いきや、それぞれの短編ごとにきちっとした主役がいて、狩野は最後の方で出てくる脇役でしかない。もちろん、次々と事件を解決してゆく、類稀なる洞察力のあるカッコいい警察官なんだけど。
    主役の犯人達に感情移入しながら読み進めると、重要な場面で狩野が出てきてお縄になってしまう…という、あまり経験したことのないパターン。それがおもしろかった。

    5つの短編、それぞれがなかなかシビれるけど、特に泥棒が自分に気のある女性に誠意を示すために新品種の薔薇のを盗む「名前のない薔薇」が僕は好き。結末に胸がとても熱くなった。

    この短編集の舞台、神倉はおそらく鎌倉のことなんだろうな。(誰でも分かるんだろうけど、僕は声に出してみてはじめて気づいた。)

    あと、「サロメの遺言」の最後に金木犀の香りが漂って狩野が花を探すシーンがある。ウチの庭の金木犀がちょうど満開なので、タイムリーな時期に読めた気がした。
    読むのを待たせてくれた図書館に感謝すべきなのかもしれない。

    「鎖された赤」評価3
    「偽りの春」評価4
    「名前のない薔薇」評価5
    「見知らぬ親友」評価4
    「サロメの遺言」評価4

    • くるたんさん
      タイムリー!金木犀の香りを楽しみながら読めてうらやましいです♪
      そうそう、あくまでも主役は犯人たちなんですよね。その心情に浸っていると、狩野...
      タイムリー!金木犀の香りを楽しみながら読めてうらやましいです♪
      そうそう、あくまでも主役は犯人たちなんですよね。その心情に浸っていると、狩野さん登場。せつなさもありましたよね。
      私も名前のない薔薇が一番印象に残ったかなぁ。
      まだまだ狩野巡査の洞察力、味わいたいですね(*≧∀≦*)
      2019/10/23
    • たけさん
      くるたんさん、コメントありがとうございます!

      最も印象に残った短編が一緒で嬉しいです^^

      狩野雷太の洞察力にまた追い詰められたいですね!
      くるたんさん、コメントありがとうございます!

      最も印象に残った短編が一緒で嬉しいです^^

      狩野雷太の洞察力にまた追い詰められたいですね!
      2019/10/23
  • 小京都と呼ばれる、都心から近い神倉市を中心にした、連作短編ミステリ。

    第71回日本推理作家協会賞(短編部門)受賞作。

    おもしろかった!

    にこにこと親しげに話しかけられ、気がつけば追い詰められてしまう。
    人のよさそうなお巡りさんの鮮やかな手腕が、どれもおもしろい。

    おしゃべりな狩野の陰に隠れがちだが、相棒の〈みっちゃん〉こと月岡も、さりげなく優秀。

    殺人事件ばかりの倒叙形式ではなく、事件の内容もバラエティに富んでいて、楽しい。

    続編があるようなので、そちらも読んでみたい。

  • 犯人目線、以外な驚き、苦味のある驚きと…いろいろ楽しめた。

    交番の狩野巡査との会話で、主人公の心拍数が上がる緊張感、焦り、超高速であろう頭の回転、追い詰められる過程、心理描写が面白い。

    こういう読み手をグッと惹きつける手法はこちらまで緊迫感を味わえるから好きだ。

    飄々とした雰囲気を醸し出しながらも全てをお見通しという、狩野巡査の鋭い洞察力に感嘆のため息。

    鋭く切り込んできたかと思うとサラッとひいていく、これには犯人は心かき乱されるよね。

    シリーズ化でまた会いたい人物の一人。

    • くるたんさん
      けいたん♪
      こんばんは♡
      おー!タイムリー!(*^-^)/\(^-^*)ナカマ!

      そう、一話目でこの心理戦に心掴まれたよね♪♪
      私まで心拍...
      けいたん♪
      こんばんは♡
      おー!タイムリー!(*^-^)/\(^-^*)ナカマ!

      そう、一話目でこの心理戦に心掴まれたよね♪♪
      私まで心拍数上がったわーー♪♪

      最終章、じっくり楽しんでね(≧∇≦)
      どんなレビューか楽しみ♡
      2019/08/30
    • たけさん
      くるたんさん、こんにちは!

      くるたんさんに教えていただいた「偽りの春」ようやく読めましたよ。

      追い詰められる犯人の緊迫感を味わいながら読...
      くるたんさん、こんにちは!

      くるたんさんに教えていただいた「偽りの春」ようやく読めましたよ。

      追い詰められる犯人の緊迫感を味わいながら読みました。

      狩野雷太の食えないキャラはなかなかイイですね。ぜひ僕もシリーズ化を期待します。
      2019/10/23
    • くるたんさん
      たけさん♪おはようございます♪

      楽しまれたみたいで良かったです♪
      そうそう、緊迫感がすごいですよね。まるでこちらが犯人になったみたいに(笑...
      たけさん♪おはようございます♪

      楽しまれたみたいで良かったです♪
      そうそう、緊迫感がすごいですよね。まるでこちらが犯人になったみたいに(笑)。

      シリーズ化、すると良いですね(≧∇≦)
      2019/10/23
  • 「へ?どういう事?」って4回思った。参りましたm(*_ _)m


    なんなんだ、狩野雷太。掴み所のない男。
    彼の長い指が伸びてきたらもう逃げられない。
    彼には話してしまう、話させられるのだ。

    『鎖された赤』
    落し物が届いていないか交番を訪れた大学生は…
    『偽りの春』
    気分を悪くしてパトカーで家まで送ってもらった老婆は…
    『名前のない薔薇』
    落し物の剪定鋏を届けて貰った美人すぎる園芸家は…
    『見知らぬ親友』
    ホームから突き落とされた美大生の親友は…
    『サロメの遺言』
    元恋人が殺された小説家は…

    狩野との攻防それぞれ楽しめた。彼はいつから気づいているのだろう。

    一番好きな話『鎖された赤』この話は雰囲気もラストも全て好き。

    優秀な刑事だった狩野がなぜ交番のおまわりさんをやっているのか?
    狩野の暗い過去も描かれ今後どうなるのか気になる。
    シリーズ化して欲しい作品です。

    • くるたんさん
      おつかれさま♪

      すごい洞察力だったね♪ほんと、いつから気づいていたんだろうって思うと恐ろしい。

      私、どっちかっていうと、前半の章が好みだ...
      おつかれさま♪

      すごい洞察力だったね♪ほんと、いつから気づいていたんだろうって思うと恐ろしい。

      私、どっちかっていうと、前半の章が好みだった(⁎˃ᴗ˂⁎)
      2019/09/02
    • あいさん
      くるたん♪

      こんにちは(^-^)/
      狩野雷太、好きなような怖いような…
      でも、また会いたい人ではあります(*≧艸≦)

      私も...
      くるたん♪

      こんにちは(^-^)/
      狩野雷太、好きなような怖いような…
      でも、また会いたい人ではあります(*≧艸≦)

      私も1章2章が好きヽ(*´∀`)人(´∀`*)ノ
      2019/09/02
  • 初めて読む作家さん。「降田天」という作家名は執筆担当とプロット担当、二人のユニット名だそうだ。

    サブタイトルの通り、探偵役は神倉駅前交番の狩野。かつて『落としの狩野』と呼ばれる優秀な刑事だったらしいが、訳あって交番勤務へ移ったらしい。

    全体的には大倉崇裕さんの福家警部補シリーズのような倒叙方式。
    最初に犯人の視点から描き、何らかの理由で狩野に出会ってそこから犯人の罪があぶり出されていく。ただそれで終わりではなく、犯人も気付いていなかった新たな展開が待っているというのがワクワクさせる。
    同時に読み手も見ていた景色が違って見えてきたりする。

    収録されている五編のうち最後の二編は狩野が交番勤務に変わったきっかけとなる事件とその顛末が描かれている。
    特に最終話はいろいろ考えさせられた。
    警察が事件の犯人を逮捕し動機や犯罪の詳細を解明するまで、検察や裁判所は裁判でその詳細を明らかにし罪を決定する。
    しかしそれで本当の解決とはならない。ましてや狩野が交番勤務に変わったきっかけのような事件が起きれば。
    被害者側、加害者側、双方の家族(または遺族)が納得出来るような結末はない。現代のようにネットで勝手な憶測がまことしやかにあっという間に拡散してしまう社会では私刑がまかり通ってしまい、双方共に傷ついてしまうだろう。
    一体何が被害者側家族にも加害者側家族にも納得し救いになるのか、難しい。

    小説というよりはドラマを見ているかのような描写でテンポよく読める。
    他の作品はどうなのかわからないが、機会があれば読んでみたい。

  • 元刑事で今は交番勤務の狩野の事件簿といったかたちの短編集。
    視点は事件を起こした側で進んでいく。
    逃れようとする者を、軽薄そうに見える警察官狩野が。
    どんどんと事件を起こした者の真相を突き止めていく姿。
    激しさはないものの迫る迫力が凄かった。
    後半はとある時間軸で動くかたちになってて、繋がりにまたビックリ。
    読んでいて心が締め付けられるような。そんな作品でした。

  • 書店のおすすめのポップを見て読みたくなった本作。

    狩野雷太という警察官が特徴的に描写されていて、
    すぐに引き込まれた。
    容疑者をさりげなく、だけど巧みな話術で追い詰めていく様はかなり緊張感がある。
    細く長い指はまるで獲物を絡め取る蜘蛛のよう。
    犯人じゃないのになぜかドキドキ。

    犯人目線で物語が進む構成は新鮮だった。

  • 「落としの狩野」と言われた元刑事のお巡りさん、狩野にまつわる5つの事件。癖のある5人の容疑者を狩野が落としていく。
    帯に私の好きな逢坂剛&大沢在昌絶賛!とあり、期待をして読み始めたが、正直、最初の2つ目くらいまではどこにでもあるような事件で、そんなに面白くないかも。というのが率直な感想。それぞれが単独の物語で、短編なら連作短編集が好きな私。

    実は狩野は以前尋問で容疑者を自殺に追い込んだ過去を持つ。それが原因でお巡りさんになったのだ。その狩野の過去にまつわる4話と5話。この2つの物語は繋がっていて、非常に読み応えがあった。

    ①鎖された赤
    大学生の宮園尊は、痴呆で施設に入所している祖父の家の手入れを頼まれている。祖父の家にある蔵に入ると、自分が惹きつけられてやまない映像が浮かぶ。その映像とは、赤い着物を着た少女を大事そうに世話する男。
    蔵に出入りするようになってから、尊は自分を縛り付けていた欲求を満たすべく、少女を誘拐し、蔵に監禁するようになる。
    祖父と父親と食事をした際に、蔵の鍵を無くしてしまう。意を決して交番に向かった尊。対応したのはチャラいお巡りさん。そのお巡りさんこそ「落としの狩野」こと刑事上がりの狩野雷太だった。
    尊の罪を暴くと共に、もう一つの真実が見えてくる。

    ②偽りの春
    高齢者詐欺グループのリーダー、光代は抜け目なく生きてきた。しかし、仲間に1千万円持ち逃げされる。
    そんな光代の元に脅迫状が届く。これまでの過去をバラされたくなければ1千万円用意しろ。光代にはこれまで貯めた金もあるし、そのまま逃げることもできたが、ただ一つ心残りは隣に住む子ども、波瑠斗のこと。もう少し波瑠斗と一緒にいたい。その気持ちが焦った判断をさせ、無理に1千万円を盗み出すことに。そんな光代に狩野が迫る。脅迫状を出したのは?

    ③名前のない薔薇
    泥棒の祥吾は母親の入院先の看護師、理恵に好意を寄せる。理恵も祥吾に好意を寄せているようだが、自分には理恵に好かれる資格がないと思った祥吾は、理恵に自分は泥棒だと告げる。
    だったら薔薇を盗んできてと言う理恵だが、その盗みがキッカケで2人の人生は大きくズレていき。

    この章は、なんとなく前の2つの物語とは異なる雰囲気。私には作者は肩の力を抜いて書いたのかな?と思えたが、実はまえの2話よりもこの作品はの方が好きだったりした。

    ④見知らぬ親友
    美大生の美穂はピンサロでバイトしているのを夏希に見られ、それが弱味となり一緒のマンションで暮らすようになる。弱味をダシに夏希の言うことに逆らえない美穂はいつしか夏希の死を臨むようになる。
    ある日夏希のケータイを操作し、「殺す」と文字があらわれるようにタイマーでセットする。しかし、タイマーをかけた日とは別の日に夏希はホームから落ち、大怪我をした。
    夏希の語る真実を聞いていくうちに切なさが込み上げてくる。
    また、2人の仲良しの天才、一沙が慕っていた先生に焼き殺されるという事件があった。

    ⑤サロメの遺言
    作家の高木カギは声優のエミリを札がいした容疑で逮捕される。高木はずっと黙秘を貫いている。高木の望みは取り調べを狩野にすることだ。
    実はこの事件、高木は犯人ではなく、全て計画して自分が犯人に見せかけるものだった。高木は4話目で天才女子大生を殺し、狩野に取り調べを受け、自殺をした教授の息子だったのだ。
    狩野によって事件が解決する時、高木が知らない真実が語られる。

    どの物語も容疑者目線で語られていくため、どうしても自分も容疑者に肩入れしてしまい、なんとか捕まらないでくれと思うのだが、やがて狩野が登場すると、ああ、これで一巻の終わりだ。と思わされる。それでも狩野との攻防にハラハラドキドキさせられ、そして、なんとか逃げ切らないものかと思うも、やっぱり狩野は一枚上手だ。
    攻防している時には感じられないが、狩野は実は凄くいい奴。そして、これは狩野の物語。初め、そんなに面白くないと思っていた物語が、狩野の過去のトラウマが語られる終盤には面白くて先へ先へと急ぐ自分がいた。そして、読後感も爽やか。また狩野に会いたいと願う自分がいる。

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著者プロフィール

(ふるた・てん)プロット担当の萩野瑛(はぎの・えい)と執筆担当の鮎川颯(あゆかわ・そう)による作家ユニット。少女小説作家として活躍後、「女王はかえらない」で第13回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、同名義でのデビューを果たす。「小説 野性時代」掲載の「偽りの春」で第71回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。同作を収録した短編集『偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理』を2019年に刊行した。他の著書に『匿名交叉』(文庫化に際して『彼女は戻らない』に改題)『すみれ屋敷の罪人』がある。

「2021年 『朝と夕の犯罪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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