行基 菩薩とよばれた僧

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041080818

作品紹介・あらすじ

飛鳥時代から奈良時代へと移りゆく時代、聖武天皇に招かれ、謁見する僧侶がいた。僧の名は、行基。民草を救うため、仏の教えを広めた僧は、影響力から、朝廷に恐れられ、弾圧すらされた──。著者畢生の歴史小説。

感想・レビュー・書評

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  • 小説という形で行基のことがわかる。
    ただ、興味のある人でないと読み通すのは難しいかもしれない。

  • やっと知れた!かの隠れた有名人の行基さん。
    小説で読みやすい!!!

    ・日本最古の飛鳥寺で修行。15で出家。導師は入唐経験のある道昭(日本初の火葬の人)
    ・生駒や葛城などの山中でも修行
    ・役小角にも師事し、山中で一緒に修行 ←作り話の可能性有り。金剛蔵王(金峯山寺の蔵王権現)を役小角が生み出す
    ・病んだ民の癒しの場、祈りの場である「院(施療院)」を49建設→文殊菩薩の化身と言われる
    ・聖武天皇とも頼られる。
    ・奈良の大仏の監督も務める
    ・大僧正という最上位の役割

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著者プロフィール

1947年、東京生まれ。慶應義塾大学卒業。2012年歴史時代作家クラブ賞、2021年『翔』で加賀乙彦推奨特別文学賞受賞。著書に『吉良の言い分』『真田信幸』『徳川家康』『光秀の言い分』『織田有楽斎』等。

「2022年 『家康と信康 父と子の絆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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