いじめを本気でなくすには

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041087862

作品紹介・あらすじ

(目次)
はじめに
第一章 低年齢化し、過激化するいじめ
第二章 子どもを守るための法律は浸透していない
第三章 学校の機能不全はなぜ起こるのか
第四章 被害と加害 ―保護者の役割
第五章 子どもを守りきるためにできること
第六章 いじめを本気でなくすには
あとがき

感想・レビュー・書評

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  • 〈感想〉
     いじめは全ての学校で起こり得ることである。自分達が関わっていないからといって、対岸の火事のように思ってはいけない。当事者意識を持って考え、行動することが、いじめの解決・予防につながる。

     子供は大人のふる舞いをよく観察している。故に子供同士のいじめは、大人の社会問題の反映である。いじめという観点から、大人としての言動の責任を再認識した。

    ー以下、関連文書の引用ー
    ●いじめの定義(いじめ防止対策推進法)
    第二条 この法律において「いじめ」とは、児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう。

    ●親の責任(子どもの権利条約)
    第5条 親の指導を尊重
    親(保護者)は、子どもの心やからだの発達に応じて、適切な指導をしなければなりません。
    国は、親の指導する権利を大切にしなければなりません。

  • SDGs|目標4 質の高い教育をみんなに|

    【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/746052

  • 学校の「外」の視点でからいじめを考える本。

  • 教育関係者として。保護者として。一人の社会人として。いろんな立場の人間が真剣に考えるべきこと。

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著者プロフィール

1977年、東京都中央区生まれ。T.I.U.総合探偵社代表。日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー。国内唯一の長期探偵専門教育を実施するT.I.U.探偵養成学校の主任講師・校長も務める。セクハラ・パワハラ被害者が被害の証拠を残すために行う当事者録音において、日本随一の技術を誇り、NHK「クローズアップ現代」や朝日新聞、産経新聞など各誌紙でも取り上げられる。2004年、探偵として初めて「いじめ探偵」を受件し、以後、約300件のいじめ案件を手掛け、収束・解決に導く。

「2020年 『いじめを本気でなくすには』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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