作ってあげたい小江戸ごはん たぬき食堂、はじめました! (角川文庫)
- KADOKAWA (2019年11月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041088272
作品紹介・あらすじ
川越の外れにある昔ながらの定食屋「たぬき食堂」。ちょっと頼りない青年店主の大地と、古風な喋り方の看板娘・たまきが切り盛りするこの店は、お客さん一人ひとりに合わせた特別料理“小江戸ごはん”を出すという。〈食べれば悩みが解決する〉、そんな評判を聞きつけて、地元のイケメン僧侶兄弟やバツイチパパなど、家族のモヤモヤを抱える人が今日も食堂にやって来て……。ふふっと笑えて心も体も軽くなる、ほっこり定食屋さん物語。
感想・レビュー・書評
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20代の青年が実家の食堂と商店街に向き合うお話。
エピソード1つ1つが短く、物足りない感じ。
もう1人の主役(たぬき=たまき)はいつまでも正体がバレずハラハラする展開もないので、読書の安心感はある。
1~3巻まとめ読み。3巻のオチは納得がいかず、モヤモヤ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あ〜また行ってみたい本の中のお店が増えてしまった!w
小江戸ごはんもそうだけど、おいしい精進料理、お豆腐大豆系ご飯も豆ご飯も食べたいむかごご飯とか食べてみたい -
父親が倒れて、食堂を継ぐ事になった大地。知らない料理がたくさん出てきました。泡雪羹と千利休も愛したとされる麩の焼きは、自分で作りたくなりました。たまきさんが可愛らしいです。
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川越で「たぬき食堂」をやっていた父が倒れたことから、洋食屋で働いていた息子・大地が戻ってくる。
ほっこりグルメ小説。
時代小説かと思ったら現代、川越(=小江戸)の定食屋が舞台の予定調和なストーリー。
検索してみると、黒漆喰の蔵造りの町並み、鐘つき堂…すごくいい風景!小江戸に行ってみたくなりました。
たまきが看板娘でありムードメーカーでかわいい。”麩の焼き”が気になる。 -
「霜降月の泡雪 -つんつん玉子」
代替わりと共に。
食べてみれば値段に相応しい料理だと思うだろうが、店の趣旨とは違ったのだろうな。
「六出花の朝 -つるつる豆腐」
跡継ぎはしない。
既に大企業がやっている事を真似たとしても、味が落ちてしまえば意味が無いだろう。
「探梅行 -ほっこり山おやつ」
反抗期ではなく。
今のままではダメだと分かっていても、素直に話すに気恥しい年頃ではあるだろうな。
「梅擬 -じゃない尽くし」
全て似たもので。
肉も魚も使うことなく作れと言われたら、どれだけ柔軟に考えるかが勝負になるだろ。
「寒卵 -おもいで厚焼き玉子」
避けていたもの。
話題にするには中々難しいことではあるだろうが、真実を早く伝えるべきだったな。 -
読み始めたので、がんばって読んだ…
何が起こるわけでもなく、
平和な小説 -
うちにたまきちゃんを下さい笑