仮面

著者 :
  • KADOKAWA
3.26
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本棚登録 : 785
感想 : 87
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041095928

感想・レビュー・書評

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  • ★4.7(3.14)2021年6月発行。初めての伊岡本。少し前にテレビで著者のインタビューを見たが、こんなに面白い本だったとは。407頁を一気に読了。前半ミステリアスな内容だったのが、後半はただ残虐な犯行に展開したのが残念。登場人物では、前半は菊井早紀に期待させることが多かったのに、後半は尻すぼみ。逆に、宮下と小野田の2人の刑事が中心で、結局菊井早紀がどうなったかは触れずじまい。マスコミで生き残るには、こうやって枕営業が必要だとか、信頼していた三条の餌食になるのかと思ったら、何もなく、ちょっと期待外れ。

  • 誰にも人に隠している裏の顔がある。
    それは、犯罪者でも被害者でもそうだろう。
    そして刑事であってもだ…
    各々がとても個性を持っていて、ざっくり言えば「強烈」だった。

  • 芸能界みんながみんなそうとは限らないかもしれないけど、この本を読んだらもう世に出てる著名人やコメンテーターやらを今までとは違う目線で見てしまいそう(笑)

    事件に関しては「スマホを落としただけなのに」がなんか想起された。

  • 皆裏の顔を持ち、仮面をかぶっている。最初から三条は怪しさぷんぷんだったのでその線で読み進めていたら、ひっくり返された。宮下刑事と小野田刑事の犯人捜査が秀逸で、三条と小野田啓二のディスレクシアつながりもなるほど感。

  • 登場人物たちが何で結びつくかは予想がついたが、犯人がここまでのクズとは…。宮下また出番あるかな。彼に幸あれ。

  • 読字障害 最近よく聞く。絶対助かるとは思ってもドキドキ。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。2005年『いつか、虹の向こうへ』(『約束』を改題)で、第25回「横溝正史ミステリ大賞」と「テレビ東京賞」をW受賞し、作家デビュー。16年『代償』で「啓文堂書店文庫大賞」を受賞し、50万部超えのベストセラーとなった。19年『悪寒』で、またも「啓文堂書店文庫大賞」を受賞し、30万部超えのベストセラーとなる。その他著書に、『奔流の海』『仮面』『朽ちゆく庭』『白い闇の獣』『残像』等がある。

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