- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041096062
作品紹介・あらすじ
不穏な漆黒に支配された闇の中、私は心の中で孤独な怪談語りを始めた――。古い母屋を改築した歪な蔵に現れるという“得体の知れないお化け”。お祓いと原因究明を依頼された拝み屋である著者は、「蔵の怪」をおびき寄せるため、自らが体験し見聞きした怪しい話の数々をたどることにした。刻一刻と時間が経過する中、やがて怪異の体験者にはある共通点があることに気づく。ドラマ化もされた人気怪談実話シリーズ、真の完結!
感想・レビュー・書評
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拝み屋怪談シリーズ最終章!
振り返ると色々あった…(༎ຶ⌑༎ຶ)
この巻で『拝み屋怪談』は完結。
次巻からは『拝み屋念珠怪談』となっております。
念珠…数珠?(´-` )
繋ぎ合わせる的な何かかな…?
それはさておき、今回は、短編に度々登場した『ほのかさん』のお話。
拝み屋シリーズで、唯一まともで良い人で、本当に惜しい人を亡くしたエピソード。
ほのかさんのご家族が体験した『蔵』に纏わる話です。
ほのかさんの父方の本家の実家にある蔵で、長女の柚子香ちゃんが、恐ろしい体験をする。
母屋を改造して作ったその蔵では、ほのかさんの父親の親族も幼少期に怖い体験をしている。
蔵で起こった現象を探って欲しいとの依頼を受け、郷内さんは1人蔵の中へ閉じこもる……。
1人で蔵の中で朝まで過ごすとか怖すぎる…:( ´꒳`;)
蔵にいる間に、拝み屋シリーズで紹介された様々な話を回想する。
桐島加奈江
花嫁
椚木千草
城戸小夜歌 など
過去の作品にあった話から、付け加えられたエピソードまで。
シリーズ全体の補完という役割の作品。
薄明かりとストーブのみ。
なんだか、怪談会に参加しているような気分の読み心地でした…(ღ*ˇ ˇ*)。o♡
次は『拝み屋念珠怪談 緋色の女』
どんなだろう…ガラッと変わるのかな。
楽しみ(((o(*゚▽゚*)o)))♡詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
拝み屋怪談最終章!!
今回は今までの拝み屋シリーズの総集編の様な
物語…む〜ん振り返ると色々あったなぁ〜と
大分あった〜と様々な思い出に浸る事ができた。
⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
始まりはシリーズ屈指の涙なしでは読めないかった。家族愛に溢れ亡くなってしまった。ほのかさんの長女の柚子香ちゃんがある蔵で怪異に襲われるのでした。
そこで事態の収拾と解決に郷内先生が
乗り出し蔵の中に閉じこもり怪異の正体を
掴もうとするのだが…一向に怪異が現れず
次第に自身が体験したり、聞いた怪談話を
思い出すのでした…( ・̆⤙・̆ )
自身が体験した怪異…(; -᷅ ̫̈-᷄ )ゴリランコ
千草が体験した怪異…(; -᷅ ̫̈-᷄ )ゴリランコ
小夜歌が体験した怪異…(; -᷅ ̫̈-᷄ )ゴリランコ
などなど色々な話が出てシリーズに出てきた
話もちらほらと出てきて
総集編を読んでいる様な感じでした。
(´ー`*)ウンウン
ラストもほっこりとする様な感じで締めくくり
いつもとは雰囲気などがひと味違いましたね!
しかし楽しく読める事は間違いない!!
という事で!!
次回作!!
拝み屋念珠怪談シリーズ!!
え?
最終章ではと?Σ('-'il|)
ノンノン!終わるわけない!!ノン(ง ˙˘˙ )วノン
新シリーズ開幕!!
拝み屋念珠怪談シリーズ!!
読んでいくよー٩(๑ᵒ̴̶̷͈̀ ᗜ ᵒ̴̶̷͈́)و ̑̑ ✧わぁ~ぃ
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初めてで、いきなりシリーズ完結を読んでしまったせいか、短編の方は実話怪談としては荒唐無稽すぎ、オチに物足りなさを感じてしまった。
シリーズを通して読むとまた違うのかも。
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拝み屋怪談シリーズの最終巻。
作者らしい結びだと思った。
今どうしているのか気になるけれど、それを詮索するのは無粋だろう。
そう思わせてくれる、人柄が伝わるシリーズだった。
今回は大きなテーマの進行が間に挟まれながら多くは短編で読み進めやすかった。
王道のホラー という感じ。 -
さまざまな写真を用いたコラージュのような作品。
そうか、これで完結なのか。
次はどんなシリーズになるのか気になる。