こころのつづき

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041100516

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。どれも心温まる話。
    「小さな傷」は、誰にでもありそうな、子どものころの傷(失敗や後悔)を主人公があやまり、許されるることで癒される感じ。そもそも元から許されているところが温かい。

  • 2012 2/8

  • どこにでもありそうな『家族』をテーマにしたお話。
    「シッポの娘」では愛犬が亡くなった時の事と重なり大号泣。「迷い桜」は年頃の娘と母親の姿にちょっと前の自分と重なり、「お日さまに休息を」は祖父母の介護と重なる。登場する人物のこころがみな優しく描かれている。家族っていいもんだなぁ〜

  • 家族の優しい物語。私は「お日さまに休息を」が好き。80代の義両親を抱える私には介護は切実な問題だからなぁ。

  • 短編集。各内容は、現実だとドロドロしてそうな事柄・人間関係を僅かに感じさせながらも、サラッと流しているのでテンポ良く読み進められた。ペットの話だけは自分と重ねてしまって、愛犬を抱っこしながら号泣した(笑)

  • 前作「ほのかなひかり」に続くシリーズで、「野生時代」と「本の旅人」に連載されていた計8話を収録。

    いずれも家族のきずな思いやりがソフトにつながるテーマとなっている。
    しかしながら、作りこんだ設定が人によってはわざとらしく感じられるかもしれない。(ほら、感動してもらえるようなドラマを作って見せたぜ。あなたも感動しなよ。って言われている気分。)

    読み慣れてくれば、いつもの作り事の世界と思えるのだが、、、

  • なんでもない毎日のなかに幸せはある。
    何気なく通り過ぎればそれだけだけど、目を凝らせば見えてくるもの。
    ほのかな光のような、しみじみと暖かい物語。
    1作1作小さな鍵で繋がっています。

  • 扉(表紙)を開けると
    そこに

    人の心に
    行き止まりはありません
    その先に…明日に…
    必ずつづきがあります

    と 書かれています

    その通りの
    「物語」たちです
    ぜひ
    安心して 読んでください

    ほっ と しますよ

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著者プロフィール

作詞家、小説家。放送作家を経て1983年より作詞家を始める。作家・脚本家としても活動。

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