将棋名人血風録 奇人・変人・超人 (oneテーマ21)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041102411

感想・レビュー・書評

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  • 加藤一二三は変人と言われるが、当人にとっては当たり前のことを当たり前にやっているだけなので、その部分をうまく抽出することができないのだろう。ここはやはり他者が外からの目でみて他の棋士との違いを抽出しつつ、当人の内部に入ってそれが当然である理由を明らかにしてもらわないと、その面白さが伝わらないのだと思う。

    彼が歴代名人について語った部分も、興味深い記述はなくもないが、あまりにも盤面からみたものでしかないように感じられた。

    ちょっと残念な一冊だった。

著者プロフィール

1940年1月1日生まれ、福岡県出身。14歳で当時史上最年少の中学生プロ棋士となり「神武以来の天才」と評された。史上最速でプロ棋士最高峰のA級八段に昇段して以来、最年長勝利記録・史上最多対局数を記録。名人、十段、王位、棋王、王将のタイトルを獲得。2017年に現役引退後、バラエティ番組等にも多数出演し、「ひふみん」の愛称でも親しまれる。仙台白百合女子大学客員教授。

「2020年 『だから私は、神を信じる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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