日本の選択 あなたはどちらを選びますか? 先送りできない日本2 (角川oneテーマ21)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041103692

感想・レビュー・書評

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  • 現代社会を生きていく上で最低限知っておきたい内容を分かりやすく解説している。内容を知った上で自分がその内容についてどう考えてるのか一度しっかり考える機会をこの本からもらった。なんとなく知っているという人はこの本を読んで自分の考えをしっかり持って欲しい。

  • これは、政治音痴のかたにもぜひおすすめしたい一冊です。
    私自身、2012の総選挙前に読んでおけばよかったと、
    激しく後悔した一冊。

    池上彰の視点から総選挙の際の論点並びに、
    現状の日本の問題をぶった切っている。

    特にためになったのは、

    ・消費税増税に賛成?反対?
    ・これからの社会保障は高齢者重視?次世代重視?
    ・日本維新の会に投票しますか?しませんか?

    の章。

    なんとなく、消費税は増税しといたほうがいい・・・
    社会保障はあったほうがいい・・・
    橋本さんはなんか独裁的で気に食わない・・・

    という私の脳みそを叩き割ってくれました。

    <備忘録(この本を読んだ個人的結論)>
    ・消費税増税は致し方ない。但しそれを社会保障に使うといっても、その社会保障を高齢者重視にするか次世代重視にするかでまったくちがう。また、現状年金保険制度への割合が高すぎる。

    ・財源を確保するためにもあえて、次世代重視の政策をとるべき。このままいけばさらなる少子化は免れないし、支出も増えるまま。年金はかけすてまではいかなくても、+αレベルの補助で抑えるべき。

    ・領土問題は強硬的にいきつつも妥協点を見つけるべき。
    一辺倒の対応では何も解決しない。

    ・一票の格差は是正すべき。また選挙制度の在り方を根本的に再考。個人的には、議員数の再適正化を行いつつ、小選挙区制を見直し、中選挙区制?でもこれに関してはもう少し勉強が必要・・・。

    <調べること>
    ・参議院の権限はそこまで強いのか。
    ・高等教育への国への支出は適正か。
    ・橋本さんが大阪でおこなった改革とは。小さな政府で進めていい部分と悪い部分をよりはっきりさせる。
    ・一票の格差を是正する最適な方法とは。(小選挙区制は政権交代がしやすく、中選挙区制は選択肢が多い)


    これは、政治音痴のかたにもぜひおすすめしたい一冊です。

  • 相変わらず幾多の社会問題について、ポイントを抑えたわかりやすい解説がされてます。さすがですね。

  • 今の世界がどうなっているのかが鋭い視点で書かれていました。
    歴史、政治に今まで関心がないためニュースが頭に入ってこなかった自分ですが、今後は積極的に情報を取得し自分の意見を持ちたいと思います。

    2013年の読み終って一度上記の感想を書いていましたが、7年後に改めて読んでみたところ
    日本は困難が発生した際に、それを克服するための努力がすごいといった部分が印象的でした。今回のコロナウイルスも同じように克服していきたい。

  • 旬な話題に鋭く切り込む池上さんの視点が、とても勉強になります。とりわけ大学の秋入学の章、興味深く読みました。この問題は、単に大学だけの問題ではなく、日本の教育システムの本質に迫る問題です。今後の進展を注意深く見ていく必要を感じます。

  • 大学の秋入学問題、領土問題、原発問題、一票の格差問題、など今回の選挙で論点となった課題を分かりやすく解説。外交問題、消費税問題、子ども対策では民主の取り組みを評価していた点が印象的。
    自民党は全く支持してない模様。

  • 選挙直前にこの本に出会って、急いで読みました。

    10のテーマについて、簡潔に分かりやすくまとめているので、飽きずに読みやすいと思います。
    特に震災のがれき処理についての第10章は、色々な人に読んで欲しいです。

    私は…私も、福島、東北のある日本という国に生きている、日本人です。

  • かなり勉強になります。

  • さすが分かりやすくまとめられています。ただ、池上さんのスタンスとして分かりやすさ重視だからか、どうしても浅い内容になっている感あり。彼の主張ももう少し入れて欲しかった。日本の現状についてどこから手をつければ良いか分からない人にはおすすめします。

  • 読みやすかったです。あまりまとまってニュース見ないのでいいまとめになりました。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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