スーパーカブ7 (角川スニーカー文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041108727

作品紹介・あらすじ

東京の大学に進学した小熊。木造一軒家を少しずつリノベーションして新たな生活を始めようとした時、追突されてスーパーカブ50に乗れなくなってしまう。代車として用意されたのは「スーパーカブ90」で……。

感想・レビュー・書評

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  • やっと追いついた!けどどこかモヤモヤする終わり方なのは気のせいかな…?

  • 天涯孤独で清貧な生活を送っていた高校生が一台の中古カブに出会って乗りこなしているうちに人生が充実してきて、遂には20フィートコンテナ(!)付きの一軒家を借りる女子大生にまでなった主人公が、最貧な境遇から必要に迫られてカブに乗る仕事をするしかなかった同級生にひょんなことから遭遇する。バイトで使うことはあったもののカブに乗るのは趣味でしかない小熊が生死の境目において直面させられる「仕事」でカブに乗る覚悟と凄みを描く41章(ミルクラン)は本シリーズの白眉と言える。ホビーで乗るのも楽しいけど本来はお仕事用だったよね、カブは。

  • 同じような境遇でも経験で変わってくる愛憎。

  • 相変わらず、中身はおっさんの子熊。
    頭の中ではバイク好きのむさいおっさんで読んでいるけど挿絵でああ女の子の認識に戻される。

  • 90になったんはええことやな。
    しかし、主人公の性格が変わりすぎてるな。

  • 一軒家にコンテナガレージと、ライダーなら憧れるとてつもなく贅沢な住環境を入手した小熊。おまけに停止中に後方から追突されるという、我が身を一昨年襲ったのと同じ相手方全面過失の物損事故により、スーパーカブが50から90へとグレートアップした。スーパーカブ90は、実際には85ccながらカブ史上最もバランスがいい(色んな意味で)と言われている絶版名車だ。大学生となって時間の余裕ができたものの、奨学金頼みでバイトしないんならマル貧のはずなのに羽振りがいい。ま、節約研究会員なる怪しげな仲間が二人登場してどうなるやら。

  • 2021年4月角川スニーカー文庫刊。書下ろし。シリーズ7作目。事故でカブが全損になるほどの事故にあったのに小熊がなんともなかったのは不思議なくらいの運の良さです。大学生活で知り合った節約研究会の二人と絡みの話がメインですが、ちょっとついていくのが難しい展開で、何の話になってるのかがわからなくなりました。

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