がんばってるのになぜ僕らは豊かになれないのか

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041109946

感想・レビュー・書評

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  • 経済は人の気分で動いている。当たっているような雰囲気の政策が支持される。
    しかし経済成長のためには物価の安定的上昇が必要で、それを毀損するような政策(日本がプライマリーバランスの黒字化を目指すことなど)だと国と国民を損なう。

    無力感からの自己責任論の蔓延という論は、なるほどと思うところがありました。ソ連崩壊から8月クーデター、プーチン登場の流れに対し、左派の「総括」が曖昧であったことも、日本における「ビジネス右翼」と自己責任論の融和した層が台頭している一因のように思います。

  • バラモン左翼とビジネルエリート右翼。
    左右両方から貧しさを強いられる国民という考え方がしっくり来た。

  • 漫画で書かれているページがほとんどで、文章主体の本が読めない人におすすめの経済本。

    わかりやすいとは思わなかったが、読了しやすいのは間違いないと思う。

  • PB黒にすることのメリットについて言及していないのが残念

  • 経済学、漫画の本ではかなり読みやすい。 変えるのは難しいが、勇気もて、日本政府。

  • わかりやすい、筈なのにつくづく自分の経済に対する素養のなさが…。咀嚼するまでもう少し。

  • わっかりやすい!
    全部を完璧に理解してないかもしれないけど、経済をここまで砕いて、ほんとの初心者にも分かるようにしてるのがすごい。

  • このシリーズを読むと、本当に怖くなる
    わかりやすくてありがたい
    世界の流れが変わっている中で日本はまだ変わっていない
    頭がいい人が多いはずなのになぜ?
    財政出動し減税してほしい
    昔の貯金で生きてるのは怖すぎる

    使った分以上に回収しなくても、国がお金を刷れるのだから大丈夫
    日本の財政は健全
    公務員は足りていない
    物価をみる 健全なのは2〜4パーのインフレ

  • 最近言われてきてる経済の話をすごくコンパクトにわかりやすくまとめてくれてる。ユエさんの合いの手がテンポよく絶妙で共感もできる。
    特に「バラモン左翼とビジネスエリート右翼」へのユエさんの感想「正直両方どーでもイイデス」とそれに続く流れに膝を打った。

  • 「なんとなく」「雰囲気で」やることの恐ろしさとめんどうくささ。改めて「なんでだろう…?」と思うことばかりでした。

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著者プロフィール

漫画家、TRPGデザイナー。玩具会社「銀十字社」代表取締役。1970年、宮崎県生まれ。1990年代からTRPG制作を開始。また2010年からブログにて連載した20代中国嫁と40代オタ夫である自身の日常を描いたエッセイ漫画『中国嫁日記』が、KADOKAWAより書籍化されベストセラーとなる。他の著書に、中国嫁・月サンが通う日本語学校の日常を描く『月とにほんご 中国嫁日本語学校日記』、月サンの「お金に関する素朴な疑問」に答える経済マンガ『キミのお金はどこに消えるのか』(ともにKADOKAWA)などがある。

「2023年 『逆資本論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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