地雷グリコ

著者 :
  • KADOKAWA
4.31
  • (231)
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本棚登録 : 2148
感想 : 207
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041111659

作品紹介・あらすじ

頬白(ほおじろ)高校に通う射守矢真兎(いもりや・まと)は勝負事に強い女子高生。文化祭の屋上使用権を賭けて、罠の仕掛けられた階段を上ったり(「地雷グリコ」)、かるた部の窮地を救うため、百人一首の札を用いる神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。風変わりなゲームに巻き込まれ続ける彼女の運命と勝負の行方は――? ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇!

感想・レビュー・書評

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  • バレなきゃあイカサマじゃあねえんだぜ・・・・

    あのお馴染みのゲームに新要素を加えて闘う!
    イカサマ、ハメコミ、グル、何でもありの頭脳心理戦!

    (作品を作品で評するのは恐縮だが)漫画でいえば『カイジ』『嘘喰い』『賭ケグルイ』という感じ。あと『ジョジョ』の心理戦。
    「敵が勝ちを確信してからの大逆転」が好きなひとにはたまらない!

    ふだんは「ゆるだら系女子高生」の射守矢真兎(いもりや・まと)。しかし、彼女はなぜか「勝負ごと」にめっぽう強い。

    ひょんなことから彼女は、自校の生徒会委員たちとバトルすることに。そこから自分の過去の因縁に繋がっていく連作短篇形式。

    『地雷グリコ』『坊主衰弱』『自由律ジャンケン』『だるまさんがかぞえた』『フォールーム・ポーカー』。
    お馴染みのゲームに新要素を加えることで、難易度がグッと上がり、純粋にゲームとして面白い。
    『フォールーム・ポーカー』以外は実際にやれそう(でも、イカサマ攻略法が書かれてるからダメか。笑)

    相手が仕掛けたゲームにも、イカサマにも動じない強メンタルの真兎にしびれる。(むしろ真兎もガンガンにイカサマを仕掛けるのだが。笑)。

    マンガ原作にもピッタリの、エキサイティングなエンタメ小説でした!

    • yukimisakeさん
      tomoyukiさんも読まれてる♪
      イカサマじゃあねえんだぜ?
      とか腕組んで言ってみたい笑
      あとカリ梅食べたいです(´﹃`)
      tomoyukiさんも読まれてる♪
      イカサマじゃあねえんだぜ?
      とか腕組んで言ってみたい笑
      あとカリ梅食べたいです(´﹃`)
      2024/03/24
    • Tomoyukiさん
      どんどんエスカレートするイカサマ最高でした!笑 あと、冷静すぎる塗辺くんにも。笑
      どんどんエスカレートするイカサマ最高でした!笑 あと、冷静すぎる塗辺くんにも。笑
      2024/03/24
  • す、、すごいーー!!!
    めちゃくちゃ面白い!!!


    ライヤーゲームやカイジに似た
    頭脳バトル小説です



    初読みの作家さんでしたが、天才ですか??
    ゲームのルールを考え、攻略法を考え、さらにその裏をかく心理戦を考え…
    すごすぎる!!


    グリコやじゃんけんなど
    誰もが知ってるゲームをアレンジしてるのもいいですね!
    馴染みやすいし、なのに全然知らないゲームになってるし!


    ゲームごとに章がわかれていたので
    ガッツリとは読書時間が取れない今の私にぴったりでした。


    どのゲームでもハラハラドキドキ、
    最後はスッキリ!!
    なにー!って驚かされます!
    この爽快感がたまらない!!

    射守矢真兎、かっこいいよ!!!
    (みんな名前が難しい)
    めちゃくちゃ頭いいな!
    いつから考えてた??ってな!


    ゲーム中は考えても全然わからないけど
    でも置いてきぼりにならない!
    ちゃんと面白い!
    いい読書時間を過ごせましたー(^^)


    ブクログの皆さんが高評価だったので手に取りましたが大正解でした♪
    他の作品も読んでみたいなあ(^^)

    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      どんぐりさ〜ん、こちらにもこんにちは♪
      レビューで読後の興奮が伝わってきます
      ヽ(=´▽`=)ノ☆面白かったですよねっ!!♡
      どんぐりさ〜ん、こちらにもこんにちは♪
      レビューで読後の興奮が伝わってきます
      ヽ(=´▽`=)ノ☆面白かったですよねっ!!♡
      2024/03/26
    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      どんぐりさ〜ん、こちらにもこんにちは♪
      レビューで読後の興奮が伝わってきます
      ヽ(=´▽`=)ノ☆面白かったですよねっ!!♡
      どんぐりさ〜ん、こちらにもこんにちは♪
      レビューで読後の興奮が伝わってきます
      ヽ(=´▽`=)ノ☆面白かったですよねっ!!♡
      2024/03/26
    • どんぐりさん
      チーニャさん

      コメントありがとうございます♪
      ホントに面白かったです〜!!

      スカッとした読了感も最高でした(*´꒳`*)
      チーニャさん

      コメントありがとうございます♪
      ホントに面白かったです〜!!

      スカッとした読了感も最高でした(*´꒳`*)
      2024/03/27
  • ブクトモの皆様の評価がとても高かったので、本屋さんで探していた本。
    なかなか売っておらず、数軒探し歩き、浜松ではない本屋さんでやっと一冊だけ売っていたのを購入。
    こんなに高評価なのに、浜松の本屋さん売らなくていいの??
    私なら平積みで売るのに。


    まぁ、まずは登場人物の名前。
    漫画のようなヘンテコな名前の人がたくさん。
    中でも主役の名前は、射守矢真兎 いもりや
    まと。
    個性的な名前だなぁ。

    そして題名の地雷グリコ。
    めっちゃ興味をそそるワードだわ。
    気になって仕方がない。


    射守矢が、ゲームで対戦していく物語なのだが、誰もが子供の頃に体験したことがあるゲームのルールを少しアレンジしており、どれも頭を使う(笑)
    相手の一手を読み合うゲーム展開となるのだが、これがまた面白い。
    そして突拍子もない展開が( ̄▽ ̄)


    さすがはミステリの物書きさんだけあって、最終章では伏線が回収されてスッキリ(*^▽^*)

    こんな小説が書けてしまう青崎先生も、やっぱり天才だなぁ。。。

    アニメ化されたら人気出そうだな(*^▽^*)

    • bmakiさん
      アールグレイさん

      アールグレイさんのご近所でも本屋さん減りましたかぁ。。。
      私の近所も本屋さんがなかなか無くて(ToT)
      私もAm...
      アールグレイさん

      アールグレイさんのご近所でも本屋さん減りましたかぁ。。。
      私の近所も本屋さんがなかなか無くて(ToT)
      私もAmazonで購入しちゃうことが多いんですけどね(^◇^;)

      でも面白そうな新しい単行本の本は、できるだけ本屋さんで購入したして、カバーをつけてもらいたいんですよね。

      Amazonだとカバーが付いてこないので、なんだか損した気分になっちゃうんです。
      Amazonもカバーつけてくれるといいのになぁ。。。
      2024/04/20
    • yanruyuさん
      えぇ!そんなに面白いんですね!?
      仕事が忙しいのもあって4週間借りたのに
      2話目までしか読めず。。。
      気分が乗らず返却してしまいました。
      続...
      えぇ!そんなに面白いんですね!?
      仕事が忙しいのもあって4週間借りたのに
      2話目までしか読めず。。。
      気分が乗らず返却してしまいました。
      続きはもう良いかなって思ってたけど
      どんな展開が待ってるんだろう?
      気になります笑
      2024/04/20
    • bmakiさん
      yanruyuさん

      この物語は、ハマる人には凄くハマるし、ハマらない人には一つもハマらないのかも??って思います。

      2話まで読ん...
      yanruyuさん

      この物語は、ハマる人には凄くハマるし、ハマらない人には一つもハマらないのかも??って思います。

      2話まで読んで違ったのなら、多分最後まで読んでも違うような気がします(^◇^;)
      2024/04/20
  • 鬼★5 愛嬌MAXの高校生が頭脳バトル、誰もが経験している遊びが超難解知的ゲームに! #地雷グリコ

    ■きっと読みたくなるレビュー
    早くも来年度2024年度のミステリー注目作が出た、もはや年間トップレベル。

    カイジやライアーゲームのような、既存にあるゲームを改良して勝負する頭脳バトルものです。誰しもが幼い頃にやったことがある遊びを基にしているところが興味深いですね~。でも勝負の内容や攻略は、想像していた以上に緻密でロジカルで、しかも公平公正なんです。

    ほんとシンプルに面白い頭脳バトルで、どう攻略するかが気になる気になる。読書が止まらねぇよ。攻略法を見つけてみようなんて思う方は、細部の細部まで考慮しないと解明できませんので、覚悟して挑んでくださいね。

    また例によって心情描写、セリフ回しが超絶カッコ良く、エグすぎレベちですよ。以下あまりにクールで、ぶっ倒れそうになったシーンの数々です。

    ・第一話:最後の心情描写
    ・第二話:最後の一行
    ・第三話:勝負が決まった瞬間のセリフ
    ・第四話:最後の物体描写
    ・第五話:勝負がついた後、主人公が敵に言ったセリフ。そしてラスト五行(奇麗!)

    愛嬌MAXのキャラクターたちが可愛くて尊いんです。主人公はもちろん、敵キャラ、学園の仲間や審判など、行動やセリフひとつひとつが洗練されてる。とろけるほど彼女らに心奪われちゃって、読み始めてすぐに、いちごオレを買ってきちゃったくらい(読めばわかる)。

    本作は青崎先生の強みが思いっきり出てる一冊です。まぁ控え目に言って「必読」ですので、ミステリー好きは秒で本屋に行きましょう。

    ■各短編ひとことレビュー
    〇地雷グリコ【おすすめ】
    おもろい…この発想力はエグイ。
    子ども時代に誰しもやったことのある遊びなのに、改良ひとつでここまで奥が深くなるとは恐ろしすぎる。勝負の内容はもちろん、勝負で得られる権利もセンス抜群だし、後半からの展開はドギモを抜くし、一話目からもう100点満点です。

    〇坊主衰弱
    主人公の機転と狡猾具合が爆発、カッコ良すぎ。そして登場人物みんなの仲間意識が高くて、もう泣いちゃう。

    〇自由律じゃんけん【鬼おすすめ】
    正直、もうこれ今年の短編1位。凄い。

    楽しみを奪っちゃうので何も語りたくないのですが少しだけ。勝負の経過による情報や、その他様々な手がかりが提示されているんですが、おそらくは真相は見抜けない。シンプルかつ巧妙で、真相はリアルに膝を打つほど納得性が高い。ミステリーファンが嗚咽して悦ぶ短編です。

    ※完全に惚れたイチ推しシーン
    勝負が決まった瞬間に主人公が言い放つセリフは、同作者の短編『恋澤姉妹』の最後の一文レベルに強烈でした。

    〇だるまさんがかぞえた【おすすめ】
    わなわなわな…主人公の強さに打ち震えました。
    私もキラー側でどうするのがベストか考えてみたのですが、自分の発想力ではまったく太刀打ちできませんでした。あと主人公が憎たらしいくらい可愛い。

    〇フォールーム・ポーカー【超おすすめ】
    ラストは強烈ドエンタメ頭脳バトルですね。審判の塗辺くんの段取り力に惚れた、忘年会の幹事やって欲しい。勝負の内容も想像の斜め上を行く展開で、アゴが外れそうになりましたよ。

    決着後からの会話、エピローグも大好きです。ぜひ皆さんに大切な何かを感じて欲しいエンディングでした。

    ■ぜっさん推しポイント
    エンタメ度抜群の頭脳バトルが素晴らしいのですが、実は私が本書で一番推したいのはそこではありません。

    彼女はなぜ戦っているのか、そして背景にある想いとは何か…

    青崎先生は若い世代の絆を描くのが、すっごく上手なんです。そこには様々な関係性や熱い想いがあるのですが、読む作品ごとにアプローチも味わいも感動も違います。

    派手な二人に挟まれて目立たない友人… 実は彼女が最も光りを放っている。張り詰めた緊張感の中、弱弱しさと素直さと安堵が見え隠れする… この距離感と胸のうちが素晴らしく絶妙で、あぁもう感嘆の声を上げるしかない。

    人生は難しいゲームのようなものですが、きっと彼女たちならどんな困難な課題でも乗り越えられるに違いない。若者たちに明るい未来が見えたようで、優しい気持ちになれたのでした。

    • autumn522akiさん
      月詠さん、こんちわです。
      Xもnoteもフォローいただきまして、ありがとうございました。
      こちらこそどうぞよろしくお願いします。

      ...
      月詠さん、こんちわです。
      Xもnoteもフォローいただきまして、ありがとうございました。
      こちらこそどうぞよろしくお願いします。

      強烈におもろい作品ですので、ぜひ読んでみて下さいね~
      2023/12/15
    • mysnaviさん
      読みました。個人的にも鬼★5レベルで面白かったです(^^)
      第五話のラスト5行、素晴らしいクロージングですよね。読後感も最高でした。
      読みました。個人的にも鬼★5レベルで面白かったです(^^)
      第五話のラスト5行、素晴らしいクロージングですよね。読後感も最高でした。
      2024/01/14
    • autumn522akiさん
      mysnaviさん、こんちわです^^
      コメントありがとうございます、面白かったですよね。

      > 第五話のラスト5行、素晴らしいクロージ...
      mysnaviさん、こんちわです^^
      コメントありがとうございます、面白かったですよね。

      > 第五話のラスト5行、素晴らしいクロージングですよね。
      そうなの、若い時代における人との距離感って、ほんとこんな感じ。
      弱々しくて、不安で、でも生命力がある。
      2024/01/14
  • このゲーム小説に驚いた!
    凄い、凄すぎる。
    究極の頭脳戦に痺れる。

    まず、高校生の射守矢真兎のギャップに参った。
    ①地雷グリコに始まり②坊主衰弱③自由律ジャンケン④だるまさんがかぞえた⑤フォールーム・ポーカーと5つの勝負に挑むのだが、カッコ良すぎて④に至っては、もうワクワクを通り越してゾクゾクしてきて…。ラストには雨季田絵空との対戦が激しすぎる。
    騙しと理詰めが勝負を導くと帯にあったが、まさにそうだった。

    非凡な視点で世界を眼差す、危うくて捉えどころのない友人。
    躊躇の二文字が辞書にない、微笑みの裏に異才を隠した友人。
    この2人、マジ高校生なん⁈って言いたい。

    • にゃんちびさん
      湖永さん

      こんばんは♪
      レビューを拝見して、興奮が伝わりました!
      是非私も読んでみます!!
      湖永さん

      こんばんは♪
      レビューを拝見して、興奮が伝わりました!
      是非私も読んでみます!!
      2024/02/19
    • 湖永さん
      にゃんちびさん

      おはようございます。
      小説のなかでゲームに没頭してしまうことがあるなんて…という新感覚の驚きでしたよ!
      登場人物のキャラも...
      にゃんちびさん

      おはようございます。
      小説のなかでゲームに没頭してしまうことがあるなんて…という新感覚の驚きでしたよ!
      登場人物のキャラも凄いです。 
      2024/02/20
  • ひゃーこりゃまたすげーな

    オリジナルな5つのゲームを考えついただけで、どういう思考回路やねんって思うけど
    更に自分の得意なフィールドで展開させてライトなミステリー要素も盛り込む

    つまり、青崎有吾ワールド大爆発な1冊という気がする
    この本がまずめちゃくちゃ面白いんだけど、他にもいろいろ読んでみたいって思わせる
    そんな感じ

    だってこれとっ〜ても面白そうなゲームを考えると同時にそのゲームの裏道も考えてるってことで、相当なひねくれ者ですよ

    相当なひねくれ者の紡ぐ物語…読んでみたいじゃないか

    • 1Q84O1さん
      相当なひねくれ者の紡ぐ物語、予約待ちです!
      相当なひねくれ者の紡ぐ物語、予約待ちです!
      2024/02/01
    • ひまわりめろんさん
      たぶん一Qさん好みやで たぶん
      たぶん一Qさん好みやで たぶん
      2024/02/01
    • 1Q84O1さん
      マジですか!
      楽しみです( ̄ー ̄)ニヤリ
      マジですか!
      楽しみです( ̄ー ̄)ニヤリ
      2024/02/02
  • 何、これ〰️!
    メッチャ、面白いんですけどーーーー!!

    と思いながら読んでました〜(笑)

    この高校で起きる事件(⁉)は…
    何故かその解決法がゲームで…、という感じ…

    主人公の射守矢真兎(いもりや まと)は
    本人自らゲームをしたくてするわけでなく、友達の鉱田ちゃんのために
    一肌脱ぐ形でゲームに参加することになり、はじまる…

    高校生達が、ゲームで勝負しながら進む
    5話で、挑戦するゲームは5種類。

    「地雷グリコ」
    「坊主衰弱」
    「自由律ジャンケン」
    「だるまさんがかぞえた」
    「フォールーム・ポーカー」

    どれも、誰もが知ってるようなメジャーな
    遊びにワンアイディアを加えるだけのもので、こんなにも高度な楽しめる
    頭脳戦バトルになるのか…と
    凄いなと、衝撃受けて感動する…!

    〈ライアーゲーム〉など
    好きだったのでちょっと思い出したりした。

    最初にゲームのルールなど、
    わかりやすくイラストもあって…
    あれこれ考えてみるけれど
    どれも難しくて…
    私には全くの完敗〜(笑)ワカリッコナイヨネ~!w

    勝負の行方にワクワクしながら
    最後に一気に伏線を回収して
    驚きの答えを導き出されて
    なるほど〜と、わかった時の
    感覚がたまらなく、気持ちいい感じ…

    小説でゲームの快楽、気持ちよさを味わえるなんて凄いなぁ…

    登場人物達の関係性も…
    ミステリアスな部分もあって
    いろいろいろと
    楽しめました…

    続編も、期待です。

    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      どんぐりさん、こんにちは〜♪
      ね、ね、ねっ!!!!
      面白かったでしょう〰️٩(*ˊᗜˋ*)و✧*。✧*。
      読み終わったときの爽快感が、もうね...
      どんぐりさん、こんにちは〜♪
      ね、ね、ねっ!!!!
      面白かったでしょう〰️٩(*ˊᗜˋ*)و✧*。✧*。
      読み終わったときの爽快感が、もうね…
      なんとも言えない〜ദ്ദി˙◡・)でしょ
      2024/03/26
    • つくねさん
      チーニャさん、こんにちわ!

      ようやくこの本、借りれたので読むところです。
      ライヤーゲームや賭ケグルイ
      見てたので楽しめるといいなぁ...
      チーニャさん、こんにちわ!

      ようやくこの本、借りれたので読むところです。
      ライヤーゲームや賭ケグルイ
      見てたので楽しめるといいなぁ !(^^)!
      2024/04/05
    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      つくねさ〜ん、こんにちは♪
      わーい、めちゃくちゃお薦めですよ〰️!!
      ヽ(=´▽`=)ノ♡♪
      つくねさ〜ん、こんにちは♪
      わーい、めちゃくちゃお薦めですよ〰️!!
      ヽ(=´▽`=)ノ♡♪
      2024/04/05
  • ミステリー書評
    読書レベル 中級
    ボリューム 348頁
    ストーリー ★★★★★★!
    読みやすさ ★★★★★
    トリック  ★★★★★★!
    伏線・展開 ★★★★★★!
    知識・教養 ★★★★
    読後の余韻 ★★★★★★!
    一言感想:
    エンタメ系ミステリが好きな方、「カイジ」が好きな方、論理的に物事を考える事が好きな方、「天才vs天才」という構図が好きな方にオススメです!

    ★6!新年早々、最高の1冊に出逢ってしまいました!これは面白い!

    まず、「天才vs天才」の思考力ゲームという設定がいい!天才が天才の思考を上回る展開(発想)は描き方が本当に難しいと思いますが、期待を裏切ることなく本当に面白かったです。また、ここだけで登場する新しいゲームをいくつか発案して、さらにそれぞれのゲーム展開を奥深く考察している事に感嘆してしまいました。

    次にキャラ設定が最高!同著者の館シリーズに登場する「裏染」が好きなら、こちらのキャラもきっとハマります(笑。

    そして読みやすい!ストーリーは繋がっていますが、各ゲームごとに章立てされていて、全ての章で「天才vs天才」が楽しめます。

    読後の余韻がとても心地良いです。モヤモヤがきれいに晴れるこの爽快感はなかなか味わえません。「カイジ」のようなドロドロ感はないので、そういう意味でも手に取りやすい1冊です。

    本当に出逢えてよかったと感じている1冊でした!

  •  実は昔からゲーム系が苦手で、本書に手を出さずにいました。それでも、レビューにある高評価の声を何度も読み、確かめてみよう!となりました。

     うーん‥本作恐るべし! ゲームの設定や先の先まで見通す頭脳戦の描写は、確かに凄いと思いました。単純なゲームに少しの条件が加わることで、奥の深い心理戦になるのですね。駆け引きや誘導を含め、ここまで勝負の世界を小説に落とし込んだ著者の発想に敬服します。それも5種類も! たかがゲーム、されどゲームですね。

     加えて、ゲームと推理そして勝敗だけでなく、各ゲームの中で人間関係が展開の中で描かれ、繋がりを持たせている点も工夫された構成と感じました。
     そして、主人公の高1女子・射守矢真兎のキャラクターの際立ち。洞察力に優れているのに、飄々と緊張感の欠片もない様子のギャップがすごいです。怖いくらいで、友人でラスボスの絵空も超人的‥。

     でも、結局☆3‥、ごめんなさい。やっぱり根本的にゲームを普段から楽しめない人間には刺さらないのかな、という結論です。
     皆さんが感じるゲームの奥深さと推理の妙を、面白いと思えないのです。全く哀しく残念です。

     最後に、「私のことは嫌いでも、『地雷グリコ』のことは嫌いにならないでください!」
    (は? 古っ! どっかで聞いた迷言‥失礼!)

    • NO Book & Coffee  NO LIFEさん
      いやいや、リュック背負って汗流して推してる側です。
      神セブン‥、そんな〜時代もぅああ〜たねと〜♪
      いやいや、リュック背負って汗流して推してる側です。
      神セブン‥、そんな〜時代もぅああ〜たねと〜♪
      2024/04/15
    • かなさん
      本とコさん、ちょっと嬉しいんです。
      私もね、読んでみたけど
      皆さんのように高評価つけられませんでした…。
      そんな、本とコさんが好きです...
      本とコさん、ちょっと嬉しいんです。
      私もね、読んでみたけど
      皆さんのように高評価つけられませんでした…。
      そんな、本とコさんが好きです♡
      (告白してしまった…(;´∀`))
      2024/04/15
    • NO Book & Coffee  NO LIFEさん
      かなさん、うれしいコメントありがとうございます♪
      やっぱり、「蓼食う虫も好き好き」ですよね。
      みんな違ってみんないい! 勝手に納得(^^)
      かなさん、うれしいコメントありがとうございます♪
      やっぱり、「蓼食う虫も好き好き」ですよね。
      みんな違ってみんないい! 勝手に納得(^^)
      2024/04/15
  • ガチで勝ちに来てる。究極の頭脳戦。

    高校一年生の射守矢真兎(いもりやまと)が頭脳戦で相手を制す!
    6章で構成されていて、毎度行うゲームが違います。
    倒した相手が次々と仲間になっていってポケモンみたい(したことないけど)。
    登場人物の構成などもすごく良かったです。

    アニメや漫画の実写版を観た気分。(全然観たことないけど)
    高校生がギャンブルをするお話なので「賭ケグルイ」という映画に似ている様な。

    実写版とかアニメならいいんだけど、
    その類のものを小説で文字に起こすと大袈裟すぎる表現が多くてかなり苦手なんです。
    登場人物の名前も複雑すぎてきつい。

    しかも頭脳戦なのでめちゃくちゃ難しくて何言っとるか分からん。
    深読みしちゃうタイプなのでストレス大きめでしたが、ストーリーの構成自体はとても上手だから読み進めてしまった(°_°)
    この系統は本当に苦手ですが、
    飽きずに読めたしギャンブルをするにしても高校生らしさもあって何もかもキレイにまとまってる感じ。
    これは実写版を観てみたいです◎
    というか、実写のほうが絶対に分かりやすいと思われる。

    地雷グリコ、坊主衰弱、自由律ジャンケン、だるまさんがかぞえた、フォールーム・ポーカー
    ゲーム名を聞いただけでは何がなんだかでしょ。。

    ほんっとに頭が疲れた。単純な小説を読みにいってきます( ´Д`)y━・~~

    • 土瓶さん
      SHIORIさん、こんばんは~^^

      なんとなくマンガの「カイジ」っぽいですね~。
      「ライアーゲーム」の方が近いのかな。
      「賭ケグル...
      SHIORIさん、こんばんは~^^

      なんとなくマンガの「カイジ」っぽいですね~。
      「ライアーゲーム」の方が近いのかな。
      「賭ケグルイ」は観たことないです。
      2023/12/04
    • SHIORIさん
      土瓶さん、こんにちわ♪

      ライアーゲーム懐かしいですね!ハマって観てました。
      カイジも文字に起こすとかなり複雑なのかな。。
      この系統を文字で...
      土瓶さん、こんにちわ♪

      ライアーゲーム懐かしいですね!ハマって観てました。
      カイジも文字に起こすとかなり複雑なのかな。。
      この系統を文字で理解するのはかなりキツイです( ;∀;)
      2023/12/05
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著者プロフィール

★小説家/推理作家。“平成のエラリー・クイーン”の異名をとる、本格ミステリ界の若きエース! 代表作に『体育館の殺人』『図書館の殺人』『ノッキンオン・ロックドドア』など。

「2018年 『ネメシス ♯40』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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