改訂3版 英語耳 発音ができるとリスニングができる

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 230
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041112595

作品紹介・あらすじ

 『英語耳』初版の発行から20年近く、『英語耳』の第2版『[改訂・新CD版]』の発行から10年以上が経ちました。その間にスマートフォン(以下、スマホ)が普及して、インターネット上の情報もけた違いに増え続け、動画をスマホで見ることが当たり前の時代になりました。ネット上にUPされている無数の動画には生の英会話があふれています。本書『改訂3版』は、スマホ世代の英語学習者により有効に使っていただけるよう考慮して内容を一部見直し、今では古くなってしまった情報を新しくしてあります。

 主な改訂箇所は、1)学習に役立つネット上の動画などを新たに紹介したことと、2)「第6章 生の英語を使った学習法 “Parrot's Law”」の内容を AIによる音声認識の進化を考慮して見直したことです。また、3)「第7章 英文読書のすすめ」の内容も、古くなった記載を見直しました。第2章から第5章までの「発音バイエル」では、4)発音練習の更なる便を図るために、一部の子音・母音の練習の順番などを入れ替えてあります。本書『改訂3版』では発音の特徴を、更に読者が気づきやすくする順番に変えてあるのです。

 なお、大変な好評を博してきた[改訂・新CD版]の音源は、今回もほぼそのまま使用してあります(削った音声は一切ありません)。ただし、本書『改訂3版』では、Practiceの音声をすべて独立させた「mp3形式の音声」もデータとして付属させています(今回の付属CDは、音楽CDとしても再生できる上、パソコンなどでmp3データを取り出せるCDエクストラになっているのです)。これで従来よりも1つのPracticeの反復練習はよりやりやすくなったかと思います。なお、音声は指定のサイトからもダウンロードが可能になっています。

感想・レビュー・書評

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  • 付属のCDを使用して、英語の発音方法を練習できる。また英語学習において発音の重要性が詳しく説明されていてよかった。

  • これはかなり良書!
    「1つ1つのアルファベットの発音の仕方を分かって初めてリスニングを聞き取ることが出来る」という前提のもと、発音記号1つに対して約1ページかけて発音のコツを説明している。
    学校では絶対習わない分野なので、これは英会話上達したい方にはおすすめ。発音は確実に良くなる。

  • 英単語の発音方法を学び、演習を繰り返す事で英語耳を作る。
    発音はもちろん、リスニングにも効果あり。
    体系だったトレーニングが紹介されており、英語能力が着実に向上する事間違いなし!

  • 英語の発音はこの本で良くなったと断言できます!
    発音の時の口の形、音を発生する場所が視覚的に分かるようになっており、反復練習もしやすいのでかなりおすすめです

  • *****
     日本語の子音は,文字通り「母」に対する「子」の関係にあります。母音とセットで使うのが前提の名前なのです。
     英語では,子音のことをconsonantといいます。この単語はcon(強く響く)とsonant(音)の組み合わせでできています。つまり,「強く響かせて発音する音」という意味の単語なのです。なお,母音はvowelという単語で,もとの意味は「声」です。このように,英語には子音と母音の主従関係はいっさいありません。
     英語の真を発音するときは,日本語のイメージからは離れて,子音単体をとにかく強く,はっきり発音することを心がけてください。息が相手の顔にかかる勢いで出してください。日本語と同じくらいのつもりで発音すると,欧米人には「モゴモゴして何をいっているのかわからない」と感じられるのです。(p.28)

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著者プロフィール

1950年生まれ。富士ゼロックス(株)に入社。おもにソフト開発に携わり、海外と連携したプロジェクトを多数経験。'75年、英検1級取得。'79~81年には英国駐在も経験。'00~04年まで某大学にて非常勤講師として発音を指導。日本音声学会会員、日本英語学会終身会員。人気サイト「eigo33.com」主催。語源学習のためのブログ「語源の広場」を3名で主催。主著『英語耳』『単語耳』シリーズの累計発行部数は100万部を超える。

「2023年 『英語耳ドリル[改訂3版] 発音&リスニングは歌でマスター』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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