- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041113455
作品紹介・あらすじ
花咲き乱れる初夏の北海道・札幌。ひょんなことから『くま弁』で宅配のアルバイトを始めた雪緒は、配達先で様々な事情を抱えた客と出会うように。最初はとまどったものの、お弁当に心を込めたお品書きを添えることで雪緒なりに彼らの悩みを癒やしてきた。次第に今の仕事に充実感を覚えるようになってきたある日、突然家出した弟が訪ねてくる。しかも彼は雪緒に「次の冬も今の仕事してると思う?」と問いかけてきて……!?
感想・レビュー・書評
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宅配アルバイトの雪緒さんが今回の主人公。
そのためユウと千春のやり取りが少なく感じてしまった。
お話としては短いので2時間もかからず読み終えることができる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
☆4
新シリーズ第2弾
今作も美味しそうなお弁当の数々に、お腹も心も癒されました❁⃘*.゚
個人的には第二話の雪緒、千春、茜の女子3人でオープンサンドを作るお話が良かったです。
雪緒が前に働いていた会社の後輩である猪笹さんは…私はちょっと苦手かもしれないです。うーん…。
引き続き、第3弾も読み進めて行きたいと思います! -
ボルシチが食べたい。
近所にあったスープストックが数年前に閉店してしまい、東京ボルシチが食べれなくなったことを思い出した。 -
とうとう霊園のモアイ像まで出てきた!
雪緒の丁寧な仕事が色々な人の気持ちをほぐしていきます
ドラマも始まるみたいで楽しみです! -
たまたま目についたので読んでみた。途中の巻からでも楽しく読めた。短編集で読みやすく、北海道が舞台で美味しそうな食べ物がたくさん出てくるのが美味しそうで、よかった。
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今回は一番泣きました。やはり人が人を思う気持ちは
遠からず、いつかは伝わって行くのだろうと思いました。そして久しぶりの千春さんとユウさんの微笑ましいのが見れて良かった。 -
ちょっと急ぎ足で読んでしまったけど、面白かった。
表紙の料理がみょうに赤いのが気になるんやけど、これ、何…? (笑)(そこ?)
ボルシチかな?
北海道って、しみじみ、文化が全然違うなあって思う。
お赤飯が甘納豆(やっけ? とにかく甘いのよね)で作るとか、想像できない~。^^
雪緒ちゃんの生き方は、すごくいいと思う。
もしわたしが20代だったら選べなかったかもしれないけど、ちゃんと考えて、ちゃんと進んでいくから、これこそが自立やなあって思う。
千春ちゃんもそういうところがあった。
一般企業に勤めあげる話も面白いけれど、こうやって迷いながら進んでいく話が、もっと読みたいなあって思うし、こんなふうになりたかったかな、とも思う。年取ったなー。笑
正解も道もひとつだけではないし、ひとつだけがあるとしたら「今日」っていう時間だけなんやなあ、などと思った。
せやから、今日が無事に楽しく(まあ、たまにはへこみつつも)終えられたらそれがもう、正解でしょ。 -
この本には大きな事件はない。でも、読んでホッとする本。人に優しくしようって思わせてくれる本。