マジック・ツリーハウス 49 世界を変えたキャンプ

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041115978

作品紹介・あらすじ

ある夏の日、ジャックとアニーは、「森の木を救ってほしい」という任務をうけて、カリフォルニア州のヨセミテにタイムスリップする。そこは、太古の昔から巨大なジャイアントセコイアの木が育ち、さまざまな野生動物がすむ、大自然の森だった。ふたりはそこで、カウボーイハットの四人組と出会い、いっしょにキャンプをすることになる――。
第26代アメリカ大統領セオドア・ルーズベルトと、自然保護活動家ジョン・ミュアは、年齢も立場もまったくちがっていたが、「自然を愛する」という点においては同じ考えを持っていた。そのふたりが、1903年5月、カリフォルニア州ヨセミテにて、のちに世界の歴史を変えるきっかけとなる、すばらしいキャンプの旅に出た。ふたりは、森の中で、自然をまもるために自分たちがすべきことについて真剣に語り合い、それがやがて、世界中に「国立公園」の制度を広めるきっかけとなるのだった。
今回の物語では、ジャックとアニーもこのキャンプに同行し、自然をまもることの大切さを学んでいく。

感想・レビュー・書評

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  • 任務を達成するために、カルフォルニア州にある
    ヨセミテにタイムスリップしたジャックとアニー。
    そこでルーズベルト大統領とその部下達がキャンプしているところに出くわし、ジャックとアニーの力でルーズベルト大統領の考え方が変わり、自然破壊を防ぐために良い方向へと進んでいく物語だった。
    今でも自然破壊や地球温暖化が叫ばれているが、ルーズベルト大統領がキャンプをしていた1903年5月頃にも、今と同じようなことが叫ばれていたと思うと、自然に対する問題は、長年の課題なんだなと思った。

  • ついに49巻まで読み終えました。
    1巻を読み始めたのが昨年末だったので、約半年かかったでしょうか。
    最初に子供が読んで、続けて私が読んでいきました。

    「読書といえば図鑑と絵本とゾロリ」を変えたのが、このマジックツリーハウスシリーズ。
    この本を読み始めてから読書の面白さにはまって、自分から進んで本を読むようになったように感じます。

    今回の自然を救う旅もとても良かったです。
    毎回、子供と一緒に考えさせられる内容で、大人も勉強になります。

    これからは子供と新刊が出るのを楽しく待っています。
    次回のシベリアのユキヒョウの話も楽しみ。

  • 今話の舞台は20世紀初頭、豊かな自然が残るアメリカ合衆国・ヨセミテ。恒例のモーガンからの手紙で指示された任務を果たしに行く。

    今回は複数のエピソードで話が展開するパターンでなく、ややYA向けな、一つの出来事でじっくり叙述するタイプ。

    最近では珍しく、すらすらと絵を描ける「魔法のえんぴつ」が出てくるが、今回は単に出てくるだけ。初期だとこれがモーガン・ルー・フェイやマーリンの想いなんかと結び付くだろうに…。

    久し振りにアニーが動物と意思疎通が出来るという特徴も出てくるけど、物語的には説教臭いことの伏線でちょっと…。

    でも、主人公2人とテディ、ジョンがヨセミテの自然の中を冒険する描写はなかなか〇。それからp116のジャックの台詞。説得力があって大人になったなぁ (^^;)

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著者プロフィール

現代アメリカでもっとも実績ある児童作家のひとり。ノースカロライナ大学で演劇と比較宗教学を学んだあと、児童雑誌の編集者などを経て、児童文学作家となる。マジック・ツリーハウスシリーズは、1992年より29年間で100作以上が発表され、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの小学校の授業で使われているほか、全世界37か国で1億5000万部を超える大ベストセラーとなっている。

「2022年 『マジック・ツリーハウス 50 ヒマラヤ白銀のゴースト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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