- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041120538
作品紹介・あらすじ
空港に勤務する旅行会社の「あぽやん」、誰もが働きやすい職場環境を守る労働基準監督官、文書や原稿などの誤りを指摘する校閲者、求職者の相談に乗るハローワーク職員、地域住民に愛される町のクリーニング店。様々な職場で働く人を、人気作家が描いた短編5作品を収録。身近な仕事から意外と知らない職業まで、誰もが壁にぶつかり、悩んでいる。奮闘する主人公たちに明日の一歩を踏み出す勇気をもらえる、傑作アンソロジー。
感想・レビュー・書評
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お仕事小説、という表紙を見るだけで、胃酸がでてしまい、読むのに時間がかかった。
なんか上手く行っちゃって、そんなもんか?と思う反面、仕事、そんなに嫌じゃ無いかもな、と思うキッカケづくりには良い気がした。 -
別册文藝春秋2007年3月号新野剛志笑って,笑って、2012年1月双葉社沢村凜ディーセント・ワーク・ガーディアンから部下の迷い、KADOKAWA2014年3月宮木あや子校閲ガールから校閲ガール!、小説すばる2010年3月号久保寺健彦仕事の仕事、東京創元社2005年5月坂木司切れない糸にからグッドバイからはじめよう、の5つの短編を2022年1月角川文庫刊。沢村さんの話が楽しく面白い。堺さんの解説がトボケていて楽しい。少しマトハズレかも。
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このお仕事アンソロジー小説で書かれているのは、旅行会社の空港所勤務、労働基準監督官、出版社校閲部、ハローワーク職員、クリーニングの5つの職業に携わる人のお話。
普段あまり深く知ることの無い職業のことが知れて興味深かったし、それぞれの仕事で働いている人の考えや思い、葛藤などを知れたのも面白かった。
どの話も元の小説があるのでそちらもそれぞれ読んでみたいと思いました(っ ॑꒳ ॑c)
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読んだことあるものもないものもあった。
どんな仕事も、先を行く先輩と
後を追う後輩がいて、
仕事を続けるかどうかの一つのきっかけに、
尊敬できる先輩の存在があると思う。
私もそんな先輩になれていたらいいんだど。 -
《校閲ガール》と《グッドバイからはじめよう》が好きだったかな…
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お仕事がテーマのアンソロジー。
前から気になっていた、あぽやんシリーズの「笑って、笑って」。
融通が効かない遠藤と、あぽやんと呼ばれる名物職員の今泉。ヘラヘラしてる様だけど、いざって時に本領を発揮する今泉の機転の良さに脱帽でした。
キャリア志向で左遷させられたと思っている遠藤が、この先どう成長するか楽しみです。
宮木さんと坂木さんは既読でしたが、何度読んでも読了感爽快でした。 -
お仕事小説おもしろいなぁ
検索しにくいけど
解説が編の堺憲一。解説も面白かった
〝働いてる人の多くがごく普通に経験する「ちょっとした個人的大事件」に、人事異動がある〟 。。。。
ぐっとくる表現。 -
坂木司さんのお仕事×推理のお話面白かったです。
新しく知る作家さんも居たのでその方の小説も読んでみたい…