ひとり旅日和 縁結び! (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 429
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041125946

作品紹介・あらすじ

ひとり旅を始めてから少しずつ自信がついてきた日和。憧れの人・蓮斗の週末の旅行先を先輩の麗佳に教えてもらったものの、詳しい時間も場所もわからず、偶然出会える可能性は低い。だめならいつも通り観光しようと自分に言い聞かせつつ、ご縁を信じて向かった結果は……? 
今回の旅の目的地は函館、房総、大阪、出雲、姫路。パワースポットを巡り、土地のおいしいものに舌鼓を打って、明日からの元気がもらえる人生満喫小説!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第二弾。25歳OL・梶倉日和の一人旅の旅行記。今回の旅先は、函館、房総、大阪、出雲、姫路。旅とグルメとパワースポットと、おまけに恋バナまで盛り込んでます。お手軽に読めました。

  • シリーズ第2作目。前作で一人旅を始めた主人公の日和(25)だが、本作では飛躍的に旅慣れていた。今回の行き先は「函館」「房総」「大阪」「出雲」「姫路」。両親と同居する東京の家を起点に仕事が休みの週末を中心に旅している。本書を読むと主人公の目線で日本各地を訪れ、旅行気分を味わえる。特に食べるのが大好きな日和が行くお店はどこも各地の名産を美味しく堪能できそうなところばかりで、お腹が空いてくる。レンタカーも使うようになり、旅行の内容も豊富に。本作の訪問地の中では特に出雲が気になった。蓮斗との恋の行方も気になるところ。次作以降も楽しみだ。

  • 旅とグルメのひとり旅シリーズ第2弾❗

    メジャーな函館、大阪や日帰りの房総等自分も一緒に旅をしているような感覚に陥る素敵な作品です。

    サブタイトルから色々な想像をしてしまいましたが、当てが外れて少し残念でした❗

    『居酒屋ぼったくり』同様亀の歩みのようなスピードで今後の日和の恋愛模様を描くのか?少し心配ですが、次回も楽しみなシリーズ作品です❗

    個人的には、出雲と久留里城に興味を惹かれてました。グルメは、姫路おでんとひねポンを食べてみたいです♫

  • ・ジンベイザメがいる水族館は沖縄県の『美ら海水族館』石川県の『のとじま水族館』鹿児島県の『いおワールドかごしま水族館』そして大阪府の『海遊館』の四館に限られる。

    ・これまでは得るものばかりだったけど、これからは失うものもあるかもしれない。それでも旅を続けていこう。なくすってことは空きスペースができるってことだから、そこにまた別なものを入れればいいんだから。

    自分がジンベイザメがいる水族館の4館中3館に行ったとこがあるのにびっくりした!

  • 人見知りで自分に自信のない主人公の日和が会社の社長の勧めでひとり旅を始めるシリーズ2作目です。
    前作がとても良かったので読んでみました。

    日和のひとり旅も堂に入ってきました。
    島根編ではペーパードライバーを克服してレンタカーを自ら運転するまでになりました。
    私は毎日通勤に車の運転はしているけど、都会や知らない所は怖くて運転できない情けないドライバーなので日和はすごいと思います。

    コロナ禍で医療従事者の端くれの私は県外へ出かけることを躊躇していたけれど、この春本当に久々に好きなバンドのLIVEのために大阪に行くので、一泊でもして日和のようにLIVEの他にひとり観光してこようかなと企んでいて楽しみです⤴️

  • 星3.5

    人見知り女王が、ペーパードライバー講習まで受けて、出雲の旅って凄すぎる。
    それにしても、お城の天守閣にも登らないって、もったいない。

  • LOVE要素が思ったより進展してなくてもどかしかったなぁ。でもまたしてもサクサクと読めました。脳内映像化がスムーズに行われるから丁寧な描写なんですよね、多分。ひとり旅も勿論羨ましいのだけれどご家族がとてもステキ!!一人を除いて皆ステキな人。そんな人達に囲まれてるひよりさんが羨ましい。

  • やっと、日和ちゃんの旅もとうとう私の知らない和歌山も出てきて、マジでメモりながら読了。
    私の方がひとり旅初心者な感じになってきました!
    今まで、私はたまにひとり旅したいだけでしたが、本格的に一人も良いなと思い始めてます。

  • 一人旅に憧れてはいるが、なかなか敷居が高くて踏み出すことが出来ずにいた所を、本屋さんに陳列されているのを見つけて手に取りました。

    美味しいものや綺麗な景色を文章で的確に表現してくれるので、旅に出ずとも旅行した気分にさせてくれる、素敵な1冊でした。

  • 第1話が先日旅行した函館。そして、第2~5話のどれも自分が訪れた場所だった。まあ、本書の方が多くの景勝地や食事処を訪れているが、その地の雰囲気が実感できるのは嬉しい限りだ。基本は日和の独白なので、旅行エッセイのように読めるが、頭の中の声がヒートアップし過ぎて、読み手である自分が白けてしまう面もあった。

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著者プロフィール

2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」にて出版デビューに至る。他著書に「居酒屋ぼったくり」(アルファポリス)他、「幸腹な百貨店」(講談社)、「放課後の厨房男子」(幻冬舎)などがある。

「2020年 『居酒屋ぼったくり5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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