- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041126189
作品紹介・あらすじ
『エヴァンゲリオン』シリーズのアスカ・ラングレー、『名探偵コナン』の遠山和葉、『剣風伝奇ベルセルク』のキャスカなどを演じる、声優・宮村優子の50歳を記念した対談集です。
対談メンバーは、岩田光央(声優)、緒方恵美(声優)、高河ゆん(漫画家)、林原めぐみ(声優)、三間雅文(音響監督)、森恒二(漫画家)と、宮村さん自身に深く関係する人ばかり。
人気作の裏話や声優人気の舞台裏、プライベートのことまで、ここでしか読めない話題が満載です。
さらに、本人のロングインタビューも掲載し、誕生から50年間の軌跡を語っていただいています。
本人のファンだけでなく、アニメファン、声優ファンも興味深く読める本になっています。
感想・レビュー・書評
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宮村優子の50歳を記念した対談集。アニメは好きだが声優に対してそれほど思い入れは無かった。しかしみやむーとなれば捨て置けない。
エヴァから声優をスタートし、今でこそ声優の評価は高いが、25年前にはそれは酷いものだったらしい。とにかくテレビでの扱いは悪かったが、声優の地位向上の為耐えに耐えた。TV版エヴァをやって心が壊れそうになり、さらに旧劇場版でボロボロに。96年から98年にかけては自分で何をしていたか全然覚えていない位とのこと。そんな中で頑張っていたと知り頭が下がる。しばしばTV版アスカのドイツ語が酷いとか言われるが、当時は言語指導も何もなく(新劇では英語・ロシア語指導監修の人が付き、山寺さんや坂本さんは特訓された)自分でNOVAに行って学んだとのこと。同情を禁じ得ない。
やはり緒方さんや林原さんとの対談は面白い。なんといっても25年に渡りともに戦ってきたのだ。林原さんは古代進が初恋の人で自分は森雪だと思っていたり、宮村さんの初恋はえん魔くんだったり…。あと戸川純が好きでライブで曲を歌い、この本も「樹液すする…」の影響を反映していたりと私と嗜好がとても似ていて大変うれしく思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
90年代後半から00年前半の話しが多め。かつてファンだった私がもどかしく感じていた当時のことが色々語られていた。ファンだった私でさえ、危なっかしい人だなと思ってハラハラしていたので、近くにいた人は余計に思っていたのかなー