- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041128893
作品紹介・あらすじ
炎魔の群れに襲われたものの、辛くも逃げ延びた灯子。たどり着いた首都で、自分を助けてくれた火狩りの家族を探し始める。一方煌四は、凄腕の火狩り・炉六の狩りに同行した先で、思いもよらない残酷な光景を目にする。父の仲間だった火狩りたちがある男を拷問していたのだ。それが燠火家当主の差し金によるものと知った煌四は、彼への疑いを深めていくが……。あらゆる思惑が渦巻く中、首都には〈蜘蛛〉と呼ばれる者による反乱の時が静かに迫っていた――。
感想・レビュー・書評
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少年漫画のファンタジー世界だと、主人公が軸になってレベルアップが図られる。
今巻は、意外にも灯子と煌四の、軸となる二人はウロウロしているイメージで。
その周囲にいる人たち、明楽さんや緋名子、綺羅といった面々が一歩前に出る感じがする。
瀧井朝代さんの解説にあった「シェア」というキーワードも、面白く考える。
以前読んだ本に、コロナ禍にあって、貸し借りという行為に大きな制限がかかったことが書かれてあった。
反対に言えば、そのハードルをクリアできるのは、関係性の賜物なのかもしれない。
形見、お守り、手紙。
シェアは、物を通じて心を強く結びつける。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ようやく2人が出会う、第2巻
アニメ第1シーズンは、この巻の途中まで -
ひりひりする
ただ、生きる
ただ、知ろうとする
ただ、自らの無力さを実感する
どれもすごく痛くて辛くてリアル -
ついに首都に到着した灯子が
まずは綺羅と出会い、煌四と出会う。
この微妙なすれ違いにドキドキしたわ。
妹の緋名子が治療と称して
何らかの実験台にされてたっぽいことを
知った煌四の心情を思うと(/ _ ; )
そもそも緋名子を守るために
熾火家を頼ったのに。
他にも〈蜘蛛〉の子なのに
群れから捨てられた少年・クンや
兄を神族に殺された〈火狩り〉明楽など
魅力的なキャラが増えてきました。 -
物語に必要な要素は大体そろった,という感じ.
ここからの展開が楽しみです. -
緋名子…
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少しづつ(本当に少しづつです)世界が見えてきた2巻。
灯子の目は?
緋名子はどうなっちゃうんだろう・・・
いろいろドキドキと期待をさらに大きくさせてくれて、次巻へ。
本当におもしろい!