サイド バイ サイド (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 48
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041135686

作品紹介・あらすじ

「好きなひとに好きになってもらえることは、奇跡みたいなものなのだろう」誰よりもはやく中学校に来ている同級生の冬馬くんと秘かな時間を共有するため、早朝の登校をはじめた美々。だが、冬馬くんは百瀬亜子ちゃんに想いを寄せているらしい。とても魅力的な亜子に美々は嫉妬を覚えつつも、やがてふたりに友情が芽生えていく。同居していた不思議な青年・未山が不在の家で、美々のみずみずしい成長を描いた映画のその後の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 今日買って今日読み終わった。
    映画を見てから、10年後の美々の話があるのを知って次の日には本屋に行ってた。あって本当によかった。
    未山くんは本当に尊くて登場人物のみんなのように心の中に留めておきたかった。

    おまもり

  • 坂口健太郎くんの映画をみて。
    映画のその後。しおりさんの娘、美々が中学生になったときの話。

    美々の目線で物語が進んでいく。当時の美山くんのことも美々の視点で回想される。

    すべてではないけれど、映画を補填するような続編。
    美山くんは不在なのに、あちらこちらに美山くんの気配を感じながら読んだ。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00641204

    「好きなひとに好きになってもらえることは、奇跡みたいなものなのだろう」誰よりもはやく中学校に来ている同級生の冬馬くんと秘かな時間を共有するため、早朝の登校をはじめた美々。だが、冬馬くんは百瀬亜子ちゃんに想いを寄せているらしい。とても魅力的な亜子に美々は嫉妬を覚えつつも、やがてふたりに友情が芽生えていく。同居していた不思議な青年・未山が不在の家で、美々のみずみずしい成長を描いた映画のその後の物語。
    (出版社HPより)

  • 映画を観たら読んだ方がいい。

  • 映画「サイドバイサイド 隣にいる人」の続編

    続編と言うかアフターストーリー?に当たる話

    正直映画を観た体で話が進んでいるので映画を観てからだと「あー、あったあった」ってなって面白く読めた

    映画を観た身としてはそのシーン思い出して泣けてくるって言うのがちょいちょいあって、でも完全に映画の振り返りではなくて

    昔ながらの日本人の「行間の良さ」みたいなのを楽しめる書きすぎず、でもどこかしらでそれを表現してる良い作品だった

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著者プロフィール

1982年生まれ。行定勲監督作品に参加し、脚本を勧められ「Seventh Anniversary」で脚本家デビュー。以後、行定監督とタッグを組み、「世界の中心で、愛を叫ぶ」(共同執筆)「今度は愛妻家」「つやのよる」などの映画脚本を手がける。2019年、10年をかけた恋愛小説『ひとりぼっちじゃない』で小説家デビュー。同作は自身が監督して映画化される。

「2023年 『サイド バイ サイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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