銀行内紛 (角川文庫 し 5-65)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041463734

感想・レビュー・書評

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  • 男性向けの作品ですね。
    この手の作品はまあまず、女性ウケはないです。
    愛人系が出てくるのでね。

    社会の荒波、苦難に遭う
    男たちの物語です。
    結構ホステスの愛人が出てきます。
    が、一つだけはそうではないです。
    (その作品は結末がバッドエンドです)

    表題作よかは
    私は会社方針の転換を求められる
    企業に勤める男と、
    一人の大人の華になりつつある少女の
    心情が交錯する「限界企業」が気に入っています。

    彼女(17歳)の気持ち、分かりますよ。
    主人公の男の事情がなおさら、
    彼を拒否したくなるんですよね。

    でも、彼女が真の大人になったとき、
    きっと気持ちが分かるはずですが…

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著者プロフィール

1931年東京向島生まれ。週刊誌記者などを経て、66年に証券界の内幕を抉った『小説兜町』でデビュー。一躍ベストセラー作家となる。75年『動脈列島』で日本推理作家協会賞受賞。『虚業集団』、『敵対的買収』、『ITの踊り』など著書多数。2010年に永眠。

「2022年 『小説 兜町』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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