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- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041510032
感想・レビュー・書評
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各分野でユニークに活躍する男たちとの、とにかく可笑しい【自己主張】が好テンポで展開。オモムキ深いダイアローグ!
山下洋輔東海林さだお三遊亭円丈山藤章二村松友視黒田征太郎倉本聰沢野ひとし尾辻克彦小林信彦野田秀樹砂川しげひさ石川次郎鶴見俊輔
シナリオは数式。心理を読み取らせる。
小説は答え=心理 を描いてしまう。 なる程BY倉本聰詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
倉本聰さんとの対談が読みたくてこの本を手にした。昭和60年に出版された文庫本だから,テレビドラマで「北の国から」をしていたころだ。あの頃のテーマを今も追求しているところがやはりすごい。倉本さんは「麓郷」の闇の恐怖について語っていた。民家の一件もない夜の道を親子で歩けば,どんな生意気な子でも父親にしがみつくだろうと。自分自身も何枚はがしてもぶつかる闇には何度も出くわしたことがある。それは,倉の闇であり,山の闇である。あれはこわい。9時を過ぎると次の日に備えてテントの灯りは消える。朝まで眠ってしまえばまだいい。夜中にトイレか何かで目が覚めると最悪である。静寂の中へすいこまれるような闇の中へ飛び出していかなくてはならない。あの闇の怖さは孤独の恐怖だ。今の子にはあれを経験させればいいかもしれない。人間という存在の弱さもろさを感じるにちがいない。
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