ナックルボールを風に (角川文庫 や 10-2)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041540039

感想・レビュー・書評

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  • 往年の名選手の短編集

    選手の生き使いやその場の臨場感、自分がそこにいるような感覚

    山際氏の作品は、背景描写も目に浮かぶくらい緻密であり、読むものを引き込む。

    スポーツの一瞬を切り取った作品集

    彼らの生き方は、ナックルボールのように変幻自在・・・

  • スポーツノンフィクションというジャンルは山際淳司で知った。有名な選手はモチロンのこと、高校野球の無名な選手に対しての丹念な取材。そのとき何を思っていたのか、実際にどうプレイされたのかが精密に再現されていく。スポーツでは全て一瞬で終わってしまうプレイの中にも様々な思いが錯綜する。山際淳司が亡くなってしまい新刊が出されないのがすごく残念だ。

著者プロフィール

作家。1948年神奈川県生まれ。中央大学法学部卒業後、ライターとして活動。80年「Sports Graphic Number」(文藝春秋)創刊号に掲載された短編ノンフィクション「江夏の21球」で注目を集める。81年同作が収録された『スローカーブを、もう一球』(角川書店)で第8回日本ノンフィクション賞を受賞。NHKのスポーツキャスターとしても活躍。95年5月29日没。著書多数。傑作選に『江夏の21球』『衣笠祥男 最後のシーズン』(いずれも角川新書)。

「2020年 『たった一人のオリンピック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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