- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041576038
作品紹介・あらすじ
人は人生において、3回真剣に待つことがあるという。いつ来るか。いつ来るか-。男を待っている女がいる。女を待っている男がいる。大人の男女の微妙な駈けひきと打算。そこに、男と女の妖しい関係が見えてくる。不気味な恐怖とユーモア。阿刀田高が描く、男と女のこわ〜いお話。
感想・レビュー・書評
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☆
待っている男
俺と同じ男
藁の人形詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
星新一死後の第一人者的存在って言われてるだけある、待っている男紙の女藁の人形ありふれた誘拐が好きだった。
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短編集ですべて男女におこる不思議や恐怖を描いた作品。
ユーモアとエロスを中心にして、物語は展開していく。
直木賞や吉川英治文学賞を受賞し、星新一に続くショートショートの第一人者とされている文豪だが……実は読むのは初めて;
1984年の作品で、描写にちょっと古さを感じる。
が、時代がもう少し過ぎてもっと古くなると、逆に気にしなくなるかもしれない。
切れが良くてかなりブラックですが、新鮮味はあまり感じません。
それだけ展開が、手本とするべき古典として広まっているということかも。 -
「待っている男」をドラマでやってて改めて読み直したら面白かった('-'*)短編集?
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短編集。ブラックジョークとちょっぴり怖い要素が満載。全9話。