十三の墓標 (角川文庫 う 1-21)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 107
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607213

作品紹介・あらすじ

「パパもママも帰って来ないの」5歳の少女が警視庁に勤務する坂口正二を訪ねて訴えた。姉夫婦になにがあったのか、若き刑事は不吉な予感に襲われた。義兄の死体は福島県石川町で発見された。また王朝時代の女流歌人の研究家吉川は数日前に佐賀県有明町で義兄が歩いている姿を目撃したという。この離れた二つの町を結び付けるものは和泉式部の墓。そして、姪の証言から「イズミ」という謎の人物の存在が浮かび上がり、事件はがぜん美女伝説めいてくる…。余部鉄橋、天橋立股のぞき、猫啼温泉、旅情ゆたかに展開する傑作ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • フィクションだけども、現実世界でも起こりうることだと思いました。

  • お店のお客さんから借りました。

    自分ではきっと手に取ることのない本。
    お店の常連のおじいちゃんから借りました。

    本の中の少女、5,6歳という設定だけど、かなりしっかり。
    いくらしっかりしていても、あんなしゃべり方はしないだろうな、とちょっと違和感。
    ストーリーはよくドラマで見るようなお決まりのミステリー。
    本で読むより、映像で見た方が楽しめるかも。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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