黒銹 (角川文庫 き 6-10 ブラディ・ドール 5)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 287
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041612101

作品紹介・あらすじ

獲物を追って、この街にやってきたはずだったのに……殺し屋とピアニスト、危険な色を帯びて男の人生が交差する。ジャズの調べにのせて贈る”ブラディ・ドール”シリーズ第五弾! ビッグ対談付き。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第五弾。
    殺し屋,叶。

  • どんな考えを持っていても、最後には自分でしてやりたいことをやっちまうもんなんだな。
    芯が結局はむき出しになるって事か。
    粋なやつらだ。

  • 読了日 2018/12/11

    ブラディ・ドール五巻目。
    驚くくらいサラサラ読めてしまうのはなんなのだ。

  • 最後の対談で男の理想って話してたけど、女性は儚い命なのよね... 今回の話ではあまり死なないと思ってたら最後にやっぱりなんだから。

  • くさいセリフだけど、タイミングが良いので、サクサク読み進む。

  • ブラディ-ドール 5

  • 少しこの本に限って前作よりも質が落ちているように思えた。所々文章に違和感を感じたのはわしだけだろうか?

  • 『ブラディ・ドール』シリーズ第5作。
    今回の主人公は殺し屋・叶。
    『殺し屋』なんて職業(?)がフツーに登場する辺りがハードボイルドなのかw
    随所に登場するジャズナンバーがなかなか。

    巻末には前巻に続いて佐々木譲との対談が収録されていて、こちらも興味深い。

  • 最高

  • シリーズ5作目。川中の店「ブラディ・ドール」は最早梁山泊。良い男が次々とやってくるんだわ。そりゃもう続々と。今作の主人公は殺し屋の叶さん。クールなのにみょーに人付き合いがいい叶さん。35歳なのにえらい渋いです。女の口説き方が堂に入ってます。坂井を小僧呼ばわりです。

    そんな感じで叶さんはたいそう魅力的だけど、事件のほうは大して面白くなく消化不良気味。こんなところも水滸伝だよなー。作中で一番面白いのが日常場面、っていう。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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