天翔鬼小子辺 (角川文庫 ふ 3-32 拾異伝宇宙皇子 2)

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  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041653326

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  • シリーズ番外編第2弾は、宇宙皇子が福寿と別れて小角のもとで修業を始めたばかりの頃の話です。

    宇宙皇子は、苦須里をはじめとする遊鬼士たちにも馴染もうとせず、一人で鳥のように空を飛ぶための修業を始めます。彼は、里の民に鬼と呼ばれて迫害されていたとき、ただ一人彼を庇ってくれたやえという少女のために、彼女の父親を殺した火車という妖魔を倒すと誓いました。彼が鳥のように空を飛びたいと考えたのはそのためだったのです。そんな宇宙皇子に興味を抱いた韓国広足は、白山の智天という老師を訪ねるように唆し、宇宙皇子はそこで修業に務めることになります。

    修業の中で宇宙皇子は多くのことを学び、最後は小角の助けも借りて、火車を討ち果たすことに成功します。

    本編の方はストーリーが壮大になりすぎて、著者自身も手に負えなくなってしまっているような印象もありますが、本書はまだ宇宙皇子が幼い頃の話ということもあり、素直に楽しめる内容になっています。

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著者プロフィール

脚本家、小説家、放送作家。慶應義塾大学文学部国文学科卒(1958年)。日本文芸家協会、日本ペンクラブ、日本脚本家連盟会員。京都嵯峨芸術大学客員教授。特撮作品やアニメーションの脚本家として『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『突撃! ヒューマン!!』『サンダーマスク』、『マジンガーZ』『六神合体ゴッドマーズ』『宇宙戦艦ヤマト』など多くの作品に携わり、小説家として累計1,000万部を売り上げた『宇宙皇子』シリーズなど。

「2015年 『今は昔“言霊”(メッセージ)あり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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