十の物語 (角川ホラー文庫 403-1 現代ホラー傑作選 第3集)

制作 : 高橋 克彦 
  • KADOKAWA
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041704035

感想・レビュー・書評

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  • 現代ホラー傑作選第3集と銘打たれた短編集な訳だが、自分がこの本を読み終わったのは2016年になってからであり、平成換算すると28年、初版発行は平成5年と、まあ現代といって差し支えはないのだろうが、少しその部分で笑ってしまった気がした。
    基本的に自分は積み本が多く、いつから積まれていたのかわからない。買ったのか貰ったのかも記憶にない。ただ短編の勉強になるだろうと積まれていたのだけはわかる。

    中身はタイトル通りで十作品の短編が収められていた。途中でオチがわかったものや頭にはてなマークが残ったままの作品があったのも確かだが、わかっていつつも作品に引き込まれるものもあり、やはり短編は良いなと再確認と精進をと思ったのも確かだ。
    自分はどうにも人の名前に疎いので作家の名前も覚えられないが、夢野久作作品と初対面したのはこの本だということを書き残して起きたい。そして、本当に短い中から自分の書くものが恩師から夢野久作に似ていると言われた理由がよくわかった気がする。

    何を読むか迷ったときは短編集を読むに限ると勝手な戯言を言ってこの感想は締めくくりたいと思う。でないと、短編集の感想は膨大になってしまいますからね(苦笑)

  • 読んだか読んでないかも忘れたのでとりあえず読む。
    最初に収録されている山田風太郎さんの「人間華」にて記憶蘇る。
    結局、この短編が一番印象的且つ好みの作品だった。

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