- Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041704240
作品紹介・あらすじ
8歳の少女・怜の意識の中に甦った江戸の天才人形師・泉目吉。怜の行く先々に置かれた人間の手首や犬の生首。身も凍る連続猟奇殺人事件に泉目吉が挑む! シリーズ随一のサスペンスに溢れた傑作長編。
感想・レビュー・書評
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江戸情緒はどこへやら!?
前作にないスプラッター描写に目が点。
どなたかの感想にもあったけれど、この内容ならば目吉センセーでなくてもいいような…。
江戸情緒を絡めつつの展開であればいいのにと生意気にも思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ第三弾は長篇。
目吉センセーの存在にいつの間にか違和感を感じなくなり、むしろ鋭い観察眼と冷静な判断力で事件解決の主役を担うヒーローになってきました。
現実にはあり得ない程の陰惨な事件なのに嫌悪を感じず読めるのも目吉センセーの存在と、花見コンビも含めたチームが見せる連帯感の根底にある真っ当な正義感によって緩和されているからだと思う。 -
ドールズシリーズ3作目。
1作目に感じたワクワクが2.3冊目では余り感じられず、少し残念。
今回は猟奇的な連続殺人を目吉センセーが解決するという、まぁ詰まらない訳ではないのだけれど、これ目吉センセーじゃなくても良いんじゃないかな?という作品。
まだシリーズは続くみたいですが、私はこの巻までで良いかなぁ。 -
目吉センセー、ちょっとスプラッタが過ぎるかなぁ
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「ドールズ」シリーズ第3弾。長編。お化け屋敷で本物の死体を発見し…。冒頭からかなりのスプラッタで今回はあまり江戸関係なく、センセーと転生についてかなあ。相変わらず真司(父親)がムカつく。(ラストにはマシになったが)犯人との対決は緊張だが、途中が長かった…
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ドールズシリーズ 3
お化け屋敷で本物の死骸を発見した目吉先生とおじさん。そこから連続猟奇殺人へと繋がっていく事件性の高い内容と思いがけない犯人像とで背筋がゾクゾクする展開となっている。不気味な親子の登場で予想してた犯人とは違う人物が浮かび上がってきたけれど 病んでるなぁ犯人と思っていたんだが・・・・・。
怜と目吉先生の意識の行き来も簡単にできるようになってるなぁ。
今回も大活躍だったな。目吉先生とおじさんの関係はいいよね。怜の自分勝手なパパがようやく許せるような人物になってきた。