本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041736166
作品紹介・あらすじ
小高祐司は40代半ばのパッとしないサラリーマン。趣味もなく住宅ローンに追われ、酒だけが楽しみの人生を送っている。一人息子で高校生の卓也は、そんな父に幻滅し、ことあるごとに反抗していた。だがある日、卓也は古いアルバムに納められた一枚の写真を目にする。それは、華やかな衣装を身にまとい、クラリネットを吹く若き日の父の姿だった。そして22年ぶりに昔のバンド仲間から再結成の誘いが…。著者の最後の書き下ろし短編となった表題作をはじめとする、青春音楽小説4本から構成。
感想・レビュー・書評
-
景山民夫の遺作。中年世代の輝きが凝縮され、ぐっとくる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2006/08
自分が音楽をしていたので、音楽のお話は興味深かったけど、時代背景を知らないお話・外国のお話はやっぱり苦手…。 -
最初のクラリネットの話、とっても良かった。そうだよね、親になっても夢とか追っててほしいのが子どものわがままだけどホントの願望なんだよ。
ほんのちょっとでも音楽の知識がある人の真理をつつく要素満載で、この人すげぇや、って思った。
全3件中 1 - 3件を表示