グッドナイト、スリープタイト (角川文庫 か 16-11)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041736166

作品紹介・あらすじ

小高祐司は40代半ばのパッとしないサラリーマン。趣味もなく住宅ローンに追われ、酒だけが楽しみの人生を送っている。一人息子で高校生の卓也は、そんな父に幻滅し、ことあるごとに反抗していた。だがある日、卓也は古いアルバムに納められた一枚の写真を目にする。それは、華やかな衣装を身にまとい、クラリネットを吹く若き日の父の姿だった。そして22年ぶりに昔のバンド仲間から再結成の誘いが…。著者の最後の書き下ろし短編となった表題作をはじめとする、青春音楽小説4本から構成。

感想・レビュー・書評

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  • 景山民夫の遺作。中年世代の輝きが凝縮され、ぐっとくる。

  • 2006/08
    自分が音楽をしていたので、音楽のお話は興味深かったけど、時代背景を知らないお話・外国のお話はやっぱり苦手…。

  • 最初のクラリネットの話、とっても良かった。そうだよね、親になっても夢とか追っててほしいのが子どものわがままだけどホントの願望なんだよ。
    ほんのちょっとでも音楽の知識がある人の真理をつつく要素満載で、この人すげぇや、って思った。

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著者プロフィール

1948年3月20日生まれ。
主な著書
『さよならブラックバード』(1999、 文庫、角川書店 )
『どんな人生にも雨の日はある』(1999、ブロンズ新社)
『ハッピーエンドじゃなけりゃ意味がない』(1999、ブロンズ新社)
『KIKOの冒険』(1999、ブロンズ新社)
『野鼠戦線』(1999、文庫、徳間書店)
『』
『オンリー・イエスタデイ』(1998、文庫、角川書店)
『途中で、ごめん。』(1998、マガジンハウス)
『エル・ドラードの鷲』(1998、中央公論)
『 仰天旅行』(実業之日本社)
『九月の雨—トラブル・バスター4 』(1998、文庫、徳間書店)
『さよならブラックバード』(1998、角川書店)
『パンドラの選択』(1998、文庫、中央公論社)
『リバイアサン1999』(1997、 文庫、角川書店 )
『ハイランド幻想』(1997、文庫、中央公論社)
『ホワイトハウス』(1997、文庫、角川書店)
『時のエリュシオン』(1997、幸福の科学出版)
『 宗教に入るひとの心が分かりますか?—新新宗教と精神療法』(共著、1996、弓立社)
『スターティング・オーバー』(1996、文庫、中央公論社)
『トラブル・バスター〈3〉国境の南』(1996、文庫、徳間書店)
『すべては愛に始まる』(1996、角川書店)
『野鼠戦線』(1996、徳間書店)
『トラブル・バスター』(共著、1996、同文書院)
『東へ三度、西へ二度』(1996、マガジンハウス)
『トラブル・バスター』(1995、文庫、徳間書店)
『俺とボビー・マギー』(1995、文庫、徳間書店)
『サラマンダー』(1995、ベネッセコーポレーション)
『この人に逢いたかった!〈上〉』(1995、文庫、中央公論社)
『この人に逢いたかった!〈下〉』(1995、文庫、中央公論社)
『だから何なんだ』(1995、文庫、朝日新聞社)
『パンドラの選択』(1995、中央公論社)
『九月の雨』(1995、徳間書店)
『ハイランド幻想』(1994、中央公論社)
『チュウチュウ・トレイン』(1994、角川書店)
『普通の生活』(1994,文庫、朝日新聞社)
『ボルネオホテル』(1993、文庫、角川書店)
『スターティング・オーバー—僕の1991年』(1992、ブロンズ新社)
『 遠い海から来たCOO』(1992、 文庫、O角川書店)

「1993年 『僕の憲法草案』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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