とれたての短歌です (角川文庫 た 19-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784041754016

感想・レビュー・書評

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  • 2022.02 図書館借本
    *
    1987年初版の本なので昭和の恋愛という感じでレトロで面白かった。
    携帯電話がない時代は電話も手紙も一回一回が大事だったんだろうなと思う。

    特に好きな短歌
    ・はつなつの公園を行くあんだんてあなたの二歩と私の三歩
    ・約束の時間になってしまうのがもったいなくて時計をはずす
    ・あなたから電話が来る日と決めている理由はないけどそう決めている
    ・「いいんじゃない」なんて言い方ないんじゃない やめておけよと言われたかった
    ・あなたから「アイツおまえのなんなの」と聞かれて気になりはじめるアイツ

  • 恋をして、失恋しての初々しさが刻まれていていいですね。

    100円で 1分話せぬ 距離にいる この青空が 見えないという

    だったかな?今ではスマホで通話料金一律ですからもう通じないのかな?
    遠距離恋愛の切なさは時代が変わっても風化しないで欲しいな。

  • 12/09/05 「恋する歌音」ほどの感激はない。

  • ★★☆ 古典じゃない短歌。自分のことばで、短歌を楽しめる☆彡

    俵さんってすごいよなぁって思う。 短歌の世界を広げた人だよね。
    ちなみに大学の私の先生は、俵さんとお知り合いだっておっしゃってました。
    自分も短歌をつくりはじめてから、ますます楽しむことができました。
    短歌の世界って奥深くて面白い!
    ちょうどつい先日が『サラダ記念日』だったね(o^-^o)
     
    (2008.07メモ→2010.04ブクログ)

  • 俵万智氏の短歌と、浅井慎平氏の写真。

     何層もあなたの愛に包まれて
     アップルパイのリンゴになろう

    (一部抜粋)

  • 中学校の図書館から借りっぱなしの本です 笑。
    胸がキュンとするような短歌ばかり。

  • 親友がくれた歌集。彼氏とはなれて留学していたころ、泣きながらよく読んだ。写真と短歌がぴったり合って心が洗われる一冊

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著者プロフィール

1987年の第1歌集《サラダ記念日》はベストセラー。歌集に《かぜのてのひら》《チョコレート革命》《プーさんの鼻》《オレがマリオ》《未来のサイズ》《アボカドの種》、評伝《牧水の恋》、エッセイ《青の国、うたの国》など。2022年、短歌の裾野を広げた功績から朝日賞を受賞。読売歌壇選者のほか、宮崎で毎年開催される高校生の「牧水・短歌甲子園」審査員もつとめる。

「2023年 『旅の人、島の人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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