kaizenさんの感想
2011年8月10日
赤川次郎の作品は,映画の脚本のようだと思っていました。 赤川次郎の映画好きが,親の仕事との関係であることを,赤川次郎の手記で知りました。 なるほどと思いました。 本短編集は,映画を題材にした,赤川次郎の本領発揮というものです。 引用している映画を見ながらよむのも一興でしょう。 逢い引き 天使の詩 非常の町 コレクター どらきゅら もしも 13日の金曜日 間違えられた男 ローマの休日 そして,大林さんの解説の中に出て来る 「ふたり」
1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。 「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」