神秘家列伝 其ノ壱 (角川ソフィア文庫 307 怪BOOKS)
- KADOKAWA (2004年7月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041929087
感想・レビュー・書評
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荒俣宏『お化けの愛し方』、平田篤胤を扱った辺りを読み、篤胤は調査・研究を経て、スウェーデンボルグと同じ結論に達したのではないか、と考えた。
スウェーデンボルグについて復習するべく、本書を引っ張り出す。
壱巻に選ばれた4人の神秘家。スウェーデンボルグを除けば、ミラレパは「オウム信者のホーリーネームにあったなぁ」程度。明恵は澁澤龍彦のエッセイで親しんでいた。マカンダルに至っては全く知らなんだ。水木先生 妖怪アンテナの受信範囲、畏るべし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
水木しげるの神秘家列伝。
書斎で歴史資料を読みながらマンガのなかで生きる神秘化と対話していく。
姉妹編の平賀源内やヒトラーの『東西奇ッ怪紳士』、南方熊楠の『猫楠』も注目。
以下目録とウィキペディアのリンク(各神秘家の紹介)
1巻 スウェーデンボルグ、ミラレパ、マカンダル、明恵
2巻 安倍晴明、長南年恵、コナン・ドイル、宮武外骨
3巻 出口王仁三郎、役小角、井上円了、平田篤胤
4巻 仙台四郎、天狗小僧寅吉、駿府の安鶴、柳田国男、泉鏡花
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E7%A7%98%E5%AE%B6%E5%88%97%E4%BC%9D -
水木先生好きなんですよ。日本では、ゲゲゲの女房で大ブームだったみたいだけどさ。背景をカリカリ、ガリガリと書き込んで(まあアシスタントが書き込んでるんだろうけどさ)、パンフォーカスで全部にピントが合ってるような画風が好きなんだなぁ。お話も自分の興味のある事や、体験などから書いていて、変な意図ー自分をよりよく見せたいとか賢くみせたいとかのエゴなどからくる意図ーが感じられない所も好きだ。
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ふへーあの世を行き来できた人の話とかこんな人いるのかー
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まあ神秘家とかかっこよく言ったところで、結局は変人なんです。
古今東西の奇人・変人をまとめた漫画第1弾! -
マ・カ・ン・ダ・ル…
ボワン