海底二万海里 (下) (角川文庫 ウ 1-4)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042022114

感想・レビュー・書評

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  •  海の生物に関する説明が、やたら多くて長いので、そこの所は途中から飛ばしました。
     ノーチラス号のSF的な解説は、納得できるものでした。しかし、ネモ船長は、最後まで謎のままで、結局何が言いたかったのかが分かりませんでした。

  • 海底二万マイル、とても1870年に書かれたとは思えないです。描写はとても細かくていきいきしています。いまでこそ、こういう旅も可能なのかも知れませんが、その当時にまるで世界を見てきたような記述は驚きです。
    しかしながら、もっとも感嘆するのは、科学のあり方を適切にとらえていたことかと思います。アロナクス教授は、前人未踏であった南極の地にも到達でき、大西洋に沈んだアトランティスも発見できる、このノーチラス号の科学力に驚嘆し心酔しますが、この科学力を破壊に使用したネモ船長に失望し、船を下りていきます。この部分が、科学の発展がこのような破壊に使われることに対する、筆者の懸念を表しているのではないのかなと思いました。

  • いつまでも夢見心地でいたいものだが旅はいつか終わるものである。
    一体どのような結末を迎えるのか。

  • 2012.02.27読了。

    ついに読み終わったー!

    森見登美彦氏の本の中に登場したので気になって読んでみることに。

    どんな本なのかすらわからず買ったのだけど、面白かったー♡

    ノーチラス号に救助されたことから始まった海という未知の世界への旅。
    見たことない海底の魚や植物や景色。
    難破していく船...

    冒険系はやっぱりわくわくする!

    20世紀へ向けての科学に期待を膨らませていたこの当時の人たちはもっと感動、興奮したんだろうな...といろいろ想像しながら読んだ。

  • 広く楽しまれている要約された版と比較すると、博物誌的な冗長な記述が多いので、途中で退屈してしまう人もいるのではないだろうか。

  • 夢いっぱい。博物学。

  • ノーチラス号の冒険。鯨との戦い。南極海での危機。大蛸との戦い。無国籍の軍艦との砲撃戦。海中の渦に消えたノーチラス号。

     2009年8月22日読了

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著者プロフィール

1828年フランス、ナント生まれ。H・G・ウエルズとともにSFの開祖として知られる。1905年逝去。

「2008年 『地底旅行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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