村の日記 (角川文庫 マイディアストーリー 15)

著者 : ミス・リード 佐藤健一

• KADOKAWA (1976年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[YURIKOさんの感想 · 2021年12月31日]

いつもどおり田舎の学校の日常が淡々とつづられてて冬にあったかくしてのんびり読むのに最適な本。


今回はモウン氏という新参者の登場で独身のリード先生とお似合いでは？と村のみんながよってたかって噂してくっつけようとしてくるのがお節介で田舎ならではって感じでうんざりした！！

そのせいでプリングル女史とも仲違いするし、、でも決してごめんなさいの一言は言わないものの卵とお花を持ってきて仲直りの印にしてきたところはちょっと可愛かった。口が悪いけど憎めないばーさんと皆に言われてるのがよくわかった。

あと印象的だったのは新任の先生！リード先生がどう注意してもむくれたり反論したりしてきて、、下を育てることの大変さを感じた。けどミス・クレアとはうまくやってるみたいやから、やっぱり同じ職場で二人きりで働いてる相手より関係ないひとのいうことの方がすんなり聞けたりするんやなーと思った。