- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784042882015
作品紹介・あらすじ
陸軍の飛行士、レイフとダニーは、幼い頃から兄弟同然に育ち、固い友情で結ばれていた。やがてレイフは、美しい従軍看護婦イヴリンと激しい恋に落ちる。だが、世界中に戦火が広がる中、理想に燃えるレイフは志願兵として、英国へ飛び立ってしまう。一方イヴリンとダニーは、ハワイ島へ転属となる。が、二人へもたらされたのは、レイフの戦死の知らせだった。愛する者を喪った同士、支え慰め合うダニーとイヴリン。二人が愛し合うのに時間はかからなかった-。そして運命の日は近づいてくる。一九四一年十二月七日、若者たちの愛や友情をのみ込み、海と空の青を一瞬で深紅に染める、その日が…。
感想・レビュー・書評
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ハワイ、ハワイ島などを舞台とした作品です。
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兄弟のように育ったレイフとダニーは幼い頃からの夢を叶え、アメリカ軍のパイロットとなった。時は1941年、世界は第二次世界大戦の真っ直中、アメリカもその戦争に参戦しようとしていた。理想に燃えるレイフは、一足早くイギリス軍のパイロットに志願し、戦地へ赴く。同じ頃、ダニーとレイフの恋人イヴリンはハワイへと転属される。レイフの無事を祈る二人の元に届いたのはレイフの訃報だった。第二次世界大戦中、美しいハワイの景色に突然襲いかかった「真珠湾攻撃」をバックに、レイフ、ダニー、イヴリンの友情と愛情を描く小説。
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この本を読んでみて、戦争の怖さを思い知らされました。映画も見たことがあります。映画を見て、この本を見たとき、やはり、よくわかりました。そして、すごく感動しました。この本を見ても、損はしないと思うので、おすすめの本です。
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この本は日本とアメリカの戦争の話であり、日本が真珠湾攻撃をした時の話です。本だと読んでいても戦争のイメージが湧かなかったので、実際にパール・ハーバーのビデオも借りて見ました。本から想像とは違い、とても考えさせられる内容でした。映画で見ると本では分からない、様々な表情があり悲しい内容でもありました。やっぱり戦争は怖いし、するものではないと思いましたが、日本の歴史を知る為にはいい映画です。本だけではなく合わせて映画も見てほしいです。
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映画を見て激しく泣いて小説の方も読んでみようと思い買った本。というか巻頭の映画シーンの写真に惹かれて買ったってのも大きい。
映画では出てこなかったダニーの詩がとても素敵でした。